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2015年1月3日 22時41分

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アップルを成功に導いたのは”変化した”スティーブ・ジョブズだった

 
Apple スティーブ・ジョブズ ディズニー ピクサー
 
現地時間12月31日、海外メディアのFORTUNEは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ/ピクサー・アニメーション・スタジオの社長を務めるエド・キャットムル氏にインタビューを実施しています。
 
キャットムル氏は同インタビューの中で、現在のアップルの成功は故人であるスティーブ・ジョブズ氏がもたらしたものであるものの、多くの方はその認識の一部に誤りがあると語りました。

ジョブズは変わった、そして変わった彼がアップルを成功に導いた

キャットムル氏はインタビューの中で、人々が描く「スティーブ・ジョブズ像」について一部誤った認識があることを語っています。
 
スティーブ・ジョブズ氏がアップルから一度追放された後、ピクサーとディズニーの波瀾に満ちた関係に終止符を打ったのは有名な話です。同氏の天才的とも言える交渉術がピクサーのハッピーエンドを生んだ、とするメディアも多かったものの、実情は少し異なったもののようです。キャットムル氏はFORTUNE誌からの「ウォルト・ディズニー・カンパニーのロバート・A・アイガー氏とスティーブ・ジョブズ氏の間に一体何があったのか」という質問に対して以下のように答えています。

大衆のジョブズ観には誤っている部分がある。たしかに若かりし頃の彼は悪ガキで、その反逆性が現在のアップルに成功をもたらしたと考えているかもしれないが、それは違う。
 
ピクサーは一時波瀾に満ちた時を迎えたが、その時ジョブズは何かを学習し、劇的に変わったんだ。人格も大きく改善し、非常に思慮深く、人のことを思いやれる人間になった。その時点から、彼と接した人間は(これまでとは違い)皆、生涯を通じた友となったよ。
 
つまり、アップルを成功に導いたのはこの”変化したスティーブ・ジョブズ”で、それまでの彼じゃない。これは典型的なヒーローのストーリーではあるものの、このことを知る人間は少ない。ジョブズとロバート・A・アイガーは真のパートナーになったんだ。
 
ディズニーとピクサーの力関係が対等になったから、彼らは真のパートナーになったのではない。彼らは互いに、ともに仕事のできるパートナーを見つけたと思っただろうし、私もそう思った。

アップルの現在の成功の一端はジョブズ氏によるもの。このことは多くの方が同意するところかとは思いますが、ジョブズ氏は反逆的な性格にフォーカスされることが多く、これまであまりこうしたApple復帰前後のジョブズ氏について多くを語る方はいなかったように思います。
 
孤高の天才と思われがちなジョブズ氏ですが、多くの優れた人間たちとパートナーシップを組めるような、優れた人格を備えたからこそ成功がある、とするキャットムル氏の発言には学ぶ部分が多いのではないでしょうか。どんな優れた人間でも、人は一人では何もできない、ということを遠回しに言っているようにも感じますね。
 
 
参照元:FORTUNE
執 筆:クロス

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