2015年1月1日 15時12分
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iOS8の容量消費が大きすぎて、Appleが集団訴訟に直面!しかしAndroidも・・・?
現地時間12月31日、海外メディアの9to5Macは最新のiOS8の容量消費が大きすぎて、Appleが集団訴訟に直面している、と報じました。
「史上最大のリリース」として多くの新機能が新搭載され、発表されたiOS8ですが、ここにきて思わぬ問題に遭遇しているようです。
iOS8、最大でiPhoneの内部容量の23.1%を消費
今回訴訟の対象となっているのは、最小の内部容量モデルであるiPhoneの16GBについてです。iOS8はiOS7からアップデートする際にその容量の大きさが話題となったこともありましたが、16GBのiPhoneを所持しているユーザーにとって、快適にiPhoneを使用するためには容量が大きすぎた模様です。
こちらは16GBの内部容量を持つ様々なメーカーのモデルについて、それぞれどの程度が実際に使用できる容量かを示したグラフになっていますが、数値を確認するとiPhone5s/5cはそれぞれ16GBモデルでも12.2GB/12.6GBしか使用できないようになっています。容量消費のうち、多くがオペレーティングシステムであるiOS8によって占められていると考えられ、今回訴訟に踏み切ったユーザーたちはこの部分を問題視したようです。
しかし、Andoroid機種についても確認すると、いずれもiPhone5s/5cと同程度または、それ以下の水準の容量しか実際には使用できないというデータになっており、今回の訴訟内容についてはiPhone(iOS)固有の問題ではない、と言えそうです。
先日、マーケティング的な側面から、iPhone6/6 Plusでは32GBモデルが用意されなかったことをお伝えしましたが、Appleとしてはこうしたことは想定の範囲内で、今後はより大きな容量のモデルをより多くのユーザーに購入させたい意向なのでしょうか。真相は不明ですが、この訴訟は結論が気になりますね。
参照元:9to5Mac
執 筆:クロス