【マネしちゃダメ!】MacBook Pro本体に穴を開けたら内部の加熱が抑えられる?
現地時間29日、海外メディアの9to5Macはガジェット修理などを専門とするiFixitのプログラマーが、MacBook Proの本体の加熱を抑えるために、本体背面に穴を開ける方法を試したことを紹介しています。
MacBook Proを含むノートパソコンは、複雑な処理をした際、内部がかなり熱い状態になることもありますが、さすがに同じ方法はおすすめできない内容となっています。
冷却ファン付近に60個の穴
今回iFixitのプログラマーが、MacBook Proの本体の加熱を防ぐために穴をあけた本体の様子がこちらです。
本体内部の冷却ファン付近に60個の穴を開けている、としています。背面を外すと、以下の画像のようにしっかりと冷却ファンの位置に合うようになっています。
この辺りはガジェット修理を担当している会社だけに、正確に穴を開けていますね。
穴をあけたことによる効果が気になるところですが、通常の状態(穴を開けていない状態)で使用していた本体内部の温度が102度にまで上昇したのに対して、穴をあけた後の温度は80度から90度程度にとどまった、とされています。たしかに大幅に内部の温度上昇は抑えられているものの、どう考えても真似はできない方法ですね・・・。
Macbookシリーズは本体に熱伝導率の高い素材(アルミニウム)を使用しているので、高温に達しやすいのはたしかですが、個人的にはそこまで気になったことはありませんでした。仮に今回実験をしたiFixitのプログラマーのように気になってしまっても、同じように穴を開けてしまうと、万が一不具合が出てしまった場合などにApple Storeでの修理の対象外となってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
参照元:9to5Mac
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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