2014年12月31日 18時31分
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Appleがスタイラスペンの新たな特許を取得!空間に書いた文字も読み取り
現地時間30日、海外メディアのApple Insiderは、Appleがスタイラスペンに関する新たな特許を申請したことを報じました。
今回の特許はモーションセンサーを利用した手書きの文字を読み取るタイプのもので、紙やテーブルなどのほか、空間に書いた文字に関しても認識が可能な内容となっています。
Apple、スタイラスペンに関する研究を深化?
iPhone Maniaでは、先日同じようにAppleが特許を申請したスタイラスペンに関してご紹介しました。
その際は具体的な使い方などに関しての情報がなく、ペンの形状などの紹介にとどまっていましたが、今回同社は新たな特許として、モーションセンサーを搭載したスタイラスペンによる手書き文字の読み取りとみられる内容を申請しています。
特許資料を見る限りは、紙に書いた内容が、iPadと思しきタブレットに反映されている様子が確認できますが、実際には紙や机などの表面だけでなく、空間に書いた文字に関しても、認識されるものになっているようです。
そのほか、Appleが特許資料として申請した書類には、スタイラスペンのバッテリー消費を抑えるために、ケースから取り出されたことを認識して起動する内容や、ペン先を変えることにより、iPadのディスプレイに直接文字を書くことも可能になるなどの内容が記載されています。
故人であるAppleの元CEOスティーブ・ジョブズ氏は、スタイラスペンの開発に否定的でしたが、現在のティム・クックCEO体制になってからは積極的に開発を進めていることが感じられますね。
ビジネスでタブレットを利用する際には、たしかに手書きが必要な場面が少なからず存在するので、Appleらしいイノベーティブなスタイラスペンの開発に期待したいものです。
参照元:Apple Insider
執 筆:クロス