2013年9月20日 23時49分
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アップル、「iOS7」で80件の脆弱性を修正…Safariなど
アップルが18日(日本時間19日)に一般リリースした、iPhoneやiPad、iPod touch向けの最新OS「iOS7」ですが、今回のアップデートでは80件の脆弱性が修正されていると発表しています。
「iOS7」は同社の新型iPhone「iPhone 5s」「iPhone 5c」への搭載で注目を集めていますが、UIやデザインの刷新および新機能の追加などの機能面でのアップデートのほか、セキュリティ上の修正も多数行われたようです。
アップルが公開したセキュリティ情報によると、修正された脆弱性は41項目がリストアップされており、CVE番号ベースでカウントすると計80件に上ります。
修正内容は任意のコードの実行、情報漏えい、DoS攻撃などの恐れがあるもので、カーネルやデータ保護、ファイルシステム、パスコードロックのほか、「Safari」や「WebKit」といったブラウザ周辺など広範囲で修正を行っており、脆弱性を解消しています。
その他にも不正なPDFを使用して悪用される恐れのあるImageIOやTwitter関連の脆弱性など、さまざまな脆弱性が修正されたほか、信頼できるroot証明書リストの更新なども含まれているようです。
セキュリティ情報の詳細はアップル公式サイト(英語)をチェック!
参照元:アップル
執 筆:あちゃ