SimplismのApple Watch用ガラス一体型ケース新製品3種類をレビュー

Simplism Apple Watch case
 
トリニティが2024年1月12日に、オリジナルブランドであるSimplismから発売した、Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PC(ポリカーボネート)ケース3種類のレビューをお伝えします。
 
Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースはいずれも、Amazonで販売されているノーブランド品と比べてガラスの透明度が高く傷がつきにくいのが確認できました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. トリニティが1月12日に発売した、Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケース3種類の試用した。
2. 3種類のケースはガラスの種類が違うが、いずれも透明度が高く予算次第で選択しても後悔しないと評価。
3. 他社製品よりも、ケースとApple Watch本体との間に水が入りにくく感じた。

Simplismの、Apple Watch用ガラス一体型ケースの新製品をレビュー

トリニティから評価用サンプルを提供いただき、1月12日に発売されたApple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケース3種類のレビューをお伝えします。
 
▼ ガラス一体型防水PCケースの種類と特徴
▼ パッケージの内容
▼ 他社製品との比較
▼ 防水性能と耐擦過性能
▼ 操作性と耐久性
▼ まとめ

ガラス一体型防水PCケースの種類と特徴

1月12日に発売されたApple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースは、「高透明 ガラス一体型防水PCケース(以下、高透明ケース)」「超透明 ガラス一体型防水PCケース(以下、超透明ケース)」「高透明 ゴリラガラス一体型防水PCケース(以下、ゴリラガラスケース)」の3種類です。
 

項目 高透明ケース 超透明ケース ゴリラガラス
ケース
価格(税込) 2,280円 2,580円 2,680円
ガラス
種別
AGC社製強化ガラス
ゴリラガラス
カラー
クリア、ブラック
クリア
重さ
3.2グラム
防水仕様
IPX4取得
保証内容
購入後365日

 
3種類のケースの違いは、AGC社製ガラスの透明度と、使用しているガラスがゴリラガラスになる点です。
 

パッケージの内容

Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースのパッケージの内容はいずれも同じで、ケース本体、ホコリ取りテープ、マイクロファイバー、取付説明書、保証サービスの案内が収められています。
 

他社製品との比較

Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケース(下記画像左側)は、BelkinのApple Watch保護ケース「SCREENFORCE 2-in-1 一体型スクリーンプロテクター+ケース TemperedCurve(以下、SCREENFORCE)」と比べてベゼルが太いのが特徴です。
 

 
また、SCREENFORCE(下記画像左側)のガラスの端は曲面でケースより少し高くなっているのに対し、Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースのガラスの端は平面でケースと同一面です。
 

 
曲面の方が操作性が良い利点がありますが、しっかりとした接着面積を確保するのが困難だからか、筆者はSCREENFORCEのガラスが数カ月で剥がれた事例を2回経験しました(現在は後継モデルに切り替わっており、対策されているかもしれません)。

防水性能と耐擦過性能

Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケース3種類を付け替えながらおよそ1週間使用しましたが、SCREENFORCEやノーブランドのケースと比べて食後の皿洗いなどで水がかかっても、ケースとApple Wacth本体との隙間に入りにくい印象を持ちました。
 
そのため、ケースを取り外して水を拭いてから再装着する手間が減りました(全く入らないわけではありません)。
 

操作性と耐久性

Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースを装着すると、何もつけていない状態と比べてディスプレイのタッチ操作への反応が少し鈍くなりますが、SCREENFORCEよりも良好でした。
 
SCREENFORCEは最初に購入した製品は反応が良好だったのですが、ガラスが剥がれて買い替えた製品は何故か、操作性が悪化していました。
 

 
なお、3種類のApple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースによる違いは感じませんでしたので、ガラスに求める性能や好みで選択しても不満を感じることはないでしょう。
 
下記画像は、ゴリラガラスケースを装着した画像ですが、高透明ケースおよび超透明ケースも十分透明度が高く、室内では筆者は明確な違いを感じませんでした。
 
ただし、屋外の直射日光下では開発コンセプト通り、超透明ケースは高透明ケースよりも反射が少なく見やすい印象でした。
 
ゴリラガラスケースは、耐擦過性に優れているのではないかと期待していますが、ぶつけないに越したことはありません。
 

まとめ

Amazonで購入したノーブランドのApple Watch用ガラス一体型ケースは柔らかいガラスを使用しているからか、およそ半年間の使用期間中に指紋を拭いた際にガラスに細かい傷がつき、曇ってきました。
 

 
対して、SCREENFORCEを同じように使用してもガラスが曇ることはありませんでしたが、操作性が悪化する課題がありました。
 
Apple Watch Series 7/8/9用ガラス一体型防水PCケースも素の状態と比べれば操作性は落ちますが、許容範囲内です。
 
また、ガラスの耐久性は特にゴリラガラスケースでは大いに優れていると期待できます。今後の改善要望として、ベゼルが細くなればケースを装着していても目立たなくなると期待します。
 
筆者がケース毎に想定した、おすすめの選択肢は下記の通りです。
 

種類 選択する理由
高透明ケース Apple Watchのケースのカラーがグラファイトなので、同系色のケースが良い場合にブラックを選択
ブラックを装着して雰囲気を変えたい
価格重視
超透明ケース それほどぶつけない環境でApple Watchを使っている
屋外での利用が多く、現在使用中の一体型ケースや保護ガラスの反射が気になる
透明度が重要
ゴリラガラスケース 画面を擦ったり、ぶつけることが多い環境でApple Watchを使っている
透明度が重要
価格よりも保護性能重視

 

 

 

 
 
参考URL:トリニティ
(FT729)

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