VAIOブランドのスマホ登場へ!ブランド価値の演出などが鍵に?
本日、日本通信株式会社とVAIO株式会社は、スマートフォンの開発に関して協業することを発表しました。
投入時期や製品の詳細などについてまだ不明な部分が多いものの、VAIO株式会社初のスマートフォン発売に期待が高まります。
VAIO株式会社、日本通信株式会社とは
ソニー株式会社からVAIOブランドとPC事業を継承し、「VAIO株式会社」として2014年7月1日に事業を開始しました。
ソニーのPCブランドとしてではなく、VAIO株式会社として、小さなPCメーカーとなった同社ですが、この規模だからこそできることを突き詰めて製品開発をしている、とアピールしています。
一方、日本通信株式会社についてはiPhone Maniaでもたびたび取り上げてきましたが、MVNO事業者として格安SIMカードを多数発表するなど、自由な事業展開で今日のMVNO市場、SIM市場を開拓しています。
気になる商品スペックは
まだ不明な部分が多い商品スペックですが、日本経済新聞が本日報じたところによると、搭載OSはAndroid OSで、ディスプレイサイズは5インチ前後となる見込みです。
MVNO事業者である日本通信株式会社との協業端末なので、どの程度価格を抑制した端末をリリースできるかがポイントとなる、一方で現在SONYが自社開発スマートフォンとしてリリースしているXperiaシリーズとの棲み分けもポイントとなります。
ユーザーからのイメージ面、そして会社同士の関係として、ソニー株式会社とVAIO株式会社の相関はいまだ根強く残っています。仮に価格面を過剰に訴求してしまうと、”SONY(VAIO)スマートフォンは安物”というイメージがついてしまい、Xperiaシリーズの販促にも影響が出てしまう可能性があります。そういう意味で、今回のVAIO株式会社のマーケティング手法には注目が集まります。
日本におけるスマートフォン市場は近年AppleのiPhoneが席巻しており、長く第2勢力の台頭が待たれる状況が続いていますが、VAIO株式会社のスマートフォンはユーザーに受け入れられるのでしょうか。
参照元:日本通信株式会社、日本経済新聞
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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