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2014年12月25日 15時23分

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サファイアガラスのGTAT事業再開、Xiaomiの新モデルへの採用の可能性?

GT Advanced
アップルのサファイアクリスタル製造パートナーだった、GT Advanced Technologies(GTAT)の再生手続きが進む中、GTATとアップルとの債務や独占契約の扱いに関して合意が締結された模様です。
 
この結果、GTATはこれまで進めてきたAdvanced Sapphire Furnaceと呼ばれる、サファイアクリスタルの製造技術を、これまでのアップルとの独占契約に縛られることなく、スマートフォン市場やLED市場をターゲットにアプローチが可能になりました。

GTATはアップルの制約から離れ業務可能に

GTATはプレスリリースで、今回の合意を受けて、これまでのすべての独占的な制約から解除され、GTATは知的財産をはじめ、アリゾナ州メサにある製造ライン、これに付随する設備や在庫など、すべての資産の管理を行うことが可能となったと発表しています。
 
GTATのCEO兼社長のTom Gutierrez氏は、「裁判所がGTATとアップルとの合意を承認してくれたことに非常に感謝しており、この決定がすべての債権者の利益になると信じています」と述べています。「今後はGTATの先進的なASF製造技術を利用したサファイアクリスタルのマーケティングや営業戦略を検討し、ビジネスを推進していく」とも述べています。

価格競争力のあるサファイアクリスタルが供給可能に

同氏は、GTATのASF技術により、価格競争力のあるサファイアクリスタルの供給が可能となり、電子機器分野での需要拡大が十分見込まれるとも付け加えています。

XiaomiがCESでサファイアクリスタルの新モデルを発表

一方、中国のスマートフォンメーカーのXiaomi Technologyが、2015年の1月に開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でリリースする、5.7インチサイズのフラッグシップモデルXiaomi 5にサファイアクリスタルを搭載すると台湾のメディアが報道しています。
 
Xiaomi
 
しかし、業界関係者はXiaomiにとっては現状のサファイアクリスタルの製造能力に限界があり、需要に供給が追いつかないのではないかと問題視しています。なぜなら、サイズが5インチ以上のサファイアクリスタルのカバースクリーンを製造するには、大きな断面積を持つサファイアの素材が必要となるからです。そのためにはサファイアの断面積を拡大する必要があるのですが、この工程には非常に時間が掛かると同時に、歩留まり率が悪くなる原因にもなるからです。

GTATがXiaomiにサファイアクリスタルを供給する可能性は?

今回、GTATがアップルと合意に達し、これまでの制約から解除され、サファイアクリスタルのビジネスに再度参入することになったことと、Xiaomiが新たにリリースするフラッグシップモデルにサファイアクリスタルを搭載することは、たまたま同じタイミングで起きたことです。
 
ただし、もしGTATがXiaomiにサファイアクリスタルを提供することになれば、アップルとしては黙っているわけにはいかない状況となると思います。Xiaomiはどのようにサファイアクリスタルを調達する予定なのでしょうか。また、アップルの次期iPhone6siPhone7にはサファイアクリスタルは搭載されるのでしょうか。
 
 
参照元 : Patently Apple
執 筆 : リンゴバックス

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