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2014年12月21日 16時27分

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アップルApple Watchのアプリ開発で、できないことのまとめ

Apple Watch
アップルの初めてのウエアラブルデバイスであるApple Watchの発売は2015年はじめといわれていますが、Apple Watch向けのアプリを開発する開発者たちは、多くの課題に直面しているようです。

多くの課題に直面する開発者

既にApple Watch向けアプリの開発でアップルと打合せを行っている開発者達は、守秘義務契約もありますので、多くを語ることはできないのは承知しています。小さく制限があるディスプレイ画面、新しいインターフェイスや操作性、腕に装着するデバイスという特殊性、リリースから発売までの期間の短さ、開発者向けSDKであるWatchKitによる制限など、開発者達が直面する課題は多いことも容易に想像がつきます。
 
匿名の開発者は「アプリの基本的な設計をどうするのかが大きな課題で、アプリ全体を閲覧し、スクロールさせたくてもできず、新たに搭載された「デジタルクラウン」へのアクセスには制限もあり、自由に使えず、アプリ開発の大きな障害となっている」と述べています。また、「同じく新たに搭載されたTaptic Engineと呼ばれる、手首を軽くたたいて通知する機能へのアクセスにも制限があり、自由にアクセスできるようになれば良い」と考えているようです。

アプリ開発で「できないこと」

Apple Watchのアプリ開発者達が直面している制限にはどんなものがあるのでしょうか?アップルのWebサイトにはApple Watchの機能が数多く紹介されていますが、アップルが提供する自社アプリではできても、サードパーティー製アプリの開発では今のところできないことをまとめてみました。
 
●iPhoneがないと機能しない
Apple Watch
Apple Watchのアプリを機能させるためにはiPhoneとの連携が必要になります。アップルはApple Watchに保存された音楽を再生できるような自社アプリのデモを行っていますが、残念ながらサードパーティー製のアプリが同じように機能するかどうかは、今のところ連携したiPhoneが近くにあるかどうかによります。アプリの処理はiPhone側で行って、この処理結果をApple Watchに送信するイメージとなります。iPhone上のiOSと同じように機能させるには、まだまだ時間が掛かるようです。
 
●Apple WatchからはiPhone上にある連携アプリを起動できない
iPhone側からApple Watch上のアプリを起動させたりすることは可能ですが、その逆のApple WatchからiPhone側のアプリの起動させることはできません。つまり、今のところApple Watchをメインの端末として使うことはできないことになります。
 
●指によるスクロールと「デジタルクラウン」は利用できない
Apple Watch
開発者向けツールのWatchKitでは、タッチスクリーン上で指を使ったスクロールを可能にするAPIが提供されておらず、デジタルクラウンも使えない仕様となっています。
 
●タップとプレスを区別する「Force Touch」は利用できない
Apple Watch
アップルが「マルチタッチの登場以来、最も画期的な新しい感知機能」と呼んでいるForce Touchという機能は、サードパーティー製のアプリでは残念ながらコンテキストメニューでしか利用できません。
 
●手首を軽くたたいて通知する新しい機能「Taptic Engine」は利用できない
Apple Watch
肌で感じるTaptic Engineはアップル製のアプリでは機能しますが、サードパーティー製のアプリでは利用できず、通常のバイブレーションの通知機能のみ利用が可能です。
 
●心拍数モニターは利用できない
Apple Watch
Apple Watchには独自の心拍センサーが搭載されていますが、これにはアップルのフィットネスアプリだけがアクセス可能となっています。
 
●NFCは利用できない
Apple Payに利用されるNFCには、iPhoneやiPad同様にサードパーティー製アプリでは利用できません。
 
●マイクから入力された音声はテキストの形でしか利用できない
Apple Watch
マイクから入力された音声はテキストに変換され、連携するiPhoneのアプリに転送されます。音声データをそのまま利用することはできません。
 
●音を鳴らすことはできない
オリジナルのアラート音や通知音を鳴らすことはできません。
 
●離れたiPhoneのカメラへのアクセスはできない
ただし、アップルは自社のカメラアプリからの利用は可能にするようです。
 
●アニメーションのレンダリングや動画の再生はできない
Apple Watch
今のところは画像の表示のみが可能なようです。
 
●カスタムメイドのウォッチフェイスは利用できない
Apple Watch
アップルは12のオリジナルのウォッチフェイスを用意していますが、今のところAndroid Wearのようなカスタムメイドのウォッチフェイスは利用できません。
 
●アプリ内課金は利用できない
アプリ内課金は今のところ利用できませんが、今後利用できる可能性は高いでしょう。
 
●一度に1台以上のiPhoneとペアリングできない
これはほとんどのユーザーには問題にはならないと思いますが。
 
サードパーティー製のアプリ開発では、できないことがたくさんあるようですが、あくまでも今のところできないことであって、この中にはアップル製のアプリでは可能になっていることもあります。多くの「できないこと」がありますが、アプリ開発者の皆さんには頑張って使いやすいアプリを開発してもらいたいと思います。
 
 
参照元 : The Verge
執 筆 : リンゴバックス

カテゴリ : Apple Watch, 最新情報  タグ : , ,

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