2014年12月20日13:20公開

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アップル、Apple Payがデジタル決済全体の1%を占める – デジタル決済調査結果

Apple Pay


アップルが提供するモバイル決済サービスApple Payは、サービス開始後から幅広く利用されていることが報じられています。Apple Payによる決済が、アメリカにおける11月中のデジタル決済金額全体の1%にも達していることが、ITG Investment Researchの調査で明らかになりました。

先行するPayPal、Squareを追随

先行するデジタル決済サービスでは同じく11月ではPayPalが78%、Squareが18%を占めており、Apple Payはこれを追う形になっています。しかし、ITGのアナリストはApple Payが今のところiPhone6/6 Plusのユーザーに限定され、限られた店舗でしか利用できないにも関わらず、先行する2社を異常な勢いで追随していると述べています。

Apple Payは複数回利用者が多い

今回の調査で、Apple Payユーザーの60%が11月中に複数回利用しており、平均では1週間に1.4回という結果でした。これに対し、同時期に複数回利用したPayPalユーザーは20%とかなりの違いがありました。

Whole Foods、Walgreens、McDonald’sで多く利用

Apple Payユーザーの間で最も利用されているのは、グロサリーストアのWhole FoodsでApple Payの決済回数の20%を占めています。ドラッグストアのWalgreensは19%、次がMcDonald’sの11%となっています。また利用金額ではWhole FoodsがトップでApple Payの全決済金額の28%を占めています。
 
10月20日にサービスを開始したApple Payですが、全米にあるアップルの提携先店舗とNFC決済が可能な20万店舗で利用が可能となっています。今回の調査でも明らかなように、アップルが開始したモバイル決済サービスは初期段階ではある程度の成功を収めたといえるでしょう。10月にはアップルのCEO(最高経営責任者)Tim Cook氏は、サービス開始直後の72時間で100万回以上の決済を行ったと述べていました。
 
 
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス

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著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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