2014年12月18日22:15公開 / 2014年12月19日00:11更新
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IoT市場は2020年までに5倍規模に成長、国内IoT広告市場調査
2014年12月17日、株式会社スパイスボックスはデジタルインファクトと共同で、国内のIoT(Internet of Things)広告市場動向調査を行い、その結果を発表しました。
インターネットとモノが連動する市場は拡大傾向が予想される
スマートデバイスなどのネット接続機器を通じたインターネット環境と家庭内にある家電製品やモノを連動させることで新たな価値を見出すIoT市場。スマートフォンの普及が一通り落ち着きを見せた2013年の段階で252億円という規模でしたが、東京オリンピックの開催も予定される2020年にかけては約5倍の1290億円規模への成長が見込まれています。現在すでにスマート電球や家電操作グッズなど様々なIoT製品が市場には登場していますが、これからはさらにユニークで実用性の高い製品が市場に登場してくることになりそうです。
ネット接続デバイスの増加に伴い活性化するIoT市場
PC、スマートフォンをはじめタブレット端末やウェアラブル端末など今後は現在よりも個人が所有するネット接続デバイスの増加が見込まれています。今回の調査によると2015年時点では一人あたり3つ程度のネット接続デバイス所持に対して、2020年には約2倍の6つ程度に増加するという予測されています。5年間で所有デバイスが2倍になるということは、直近で話題になっているウェアラブル端末の後にも様々なネット接続デバイスが登場してくることになりそうです。
デバイス増加に伴い生活者から取得するビッグデータは拡大の一途を辿る
ネットデバイスの増加によるIoT市場の活性化によって、端末・サービス利用者からの得られるビッグデータも市場の活性化に伴い急激に増えていくことが予測されています。2015年と比較すると5年後の2020年には約11倍近くものビッグデータが蓄積される見込みとなっており、このデータによってさらなる新たな市場が開拓されていく可能性も大きいと考えられます。
参照元:スパイスボックス プレスリリース
執 筆:chappy
著者情報
iPhone Mania編集部
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