AppleのライバルXiaomiの営業利益率は1.8%、今後の世界展開には課題も

中国メーカーXiaomiのスマートフォン
16日、国内メディアのCNETはAppleのライバルであるXiaomiの営業利益率が2%未満であることを伝えました。
同社はスマートフォン市場に参入してからわずか4年目であるものの、2013年第3四半期(7~9月)のスマートフォン出荷台数はAppleに次ぐ3位に位置しています。
すべては成長のため
CNETによると、Xiaomiの2013年における売上高は266億人民元(約43億ドル)、利益は3億4750万人民元(約5600万ドル)となっており、その利益率は約1.8%というかなり低い水準になっています。
ライバルであるサムスンとAppleの利益率がそれぞれ18.7%、28.7%であることと比較するとかなり劣っていることがわかります。
同社は現在創設から4年目を迎える新興企業で、その成長のスピードには著しいものがありますが、その背景には原価とほぼ同価格で販売している現状があるようです。
Xiaomiの世界展開には課題も
現在急成長を続けるXiaomiですが、その世界展開には課題や問題があることも事実です。
2015年以降、中国、インド、アフリカなど人口の多い地域において、さらなる展開を試みていたXiaomi ですが、先般インドにおいて、暫定的ではあるものの、スマートフォンの販売を禁止される事態となりました。原因は特許侵害で、措置がいつまで続くかについては未定となっています。
また、Xiaomi製のスマートフォン「Mi 4」はデザインがiPhoneと酷似していることも話題になっています。同様の問題は、同じ中国企業のLenovoでも発生していましたが、両社とも、いつまでもこのようなパクリと見られる製品展開を続けていては、ライバルに対抗する勢力として認められるとは思えません。
参照元:CNET
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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