2014年12月17日 11時27分

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AppleのライバルXiaomiの営業利益率は1.8%、今後の世界展開には課題も

Xiaomi thinks it can top Apple and Samsung as world’s largest smartphone maker within a decade 9to5Mac

中国メーカーXiaomiのスマートフォン


 
16日、国内メディアのCNETはのライバルであるXiaomiの営業利益率が2%未満であることを伝えました。
 
同社はスマートフォン市場に参入してからわずか4年目であるものの、2013年第3四半期(7~9月)のスマートフォン出荷台数はAppleに次ぐ3位に位置しています。

すべては成長のため

CNETによると、Xiaomiの2013年における売上高は266億人民元(約43億ドル)、利益は3億4750万人民元(約5600万ドル)となっており、その利益率は約1.8%というかなり低い水準になっています。
 
ライバルであるサムスンとAppleの利益率がそれぞれ18.7%、28.7%であることと比較するとかなり劣っていることがわかります。
 
同社は現在創設から4年目を迎える新興企業で、その成長のスピードには著しいものがありますが、その背景には原価とほぼ同価格で販売している現状があるようです。

Xiaomiの世界展開には課題も

現在急成長を続けるXiaomiですが、その世界展開には課題や問題があることも事実です。
 
2015年以降、中国、インド、アフリカなど人口の多い地域において、さらなる展開を試みていたXiaomi ですが、先般インドにおいて、暫定的ではあるものの、スマートフォンの販売を禁止される事態となりました。原因は特許侵害で、措置がいつまで続くかについては未定となっています。
 
Xiaomi-Mi4-4
 
また、Xiaomi製のスマートフォン「Mi 4」はデザインがiPhoneと酷似していることも話題になっています。同様の問題は、同じ中国企業のLenovoでも発生していましたが、両社とも、いつまでもこのようなパクリと見られる製品展開を続けていては、ライバルに対抗する勢力として認められるとは思えません
 
 
参照元:CNET
執 筆:クロス

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著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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