親のスマホ利用が子どもに影響?スマートデバイス利用状況調査
2014年12月11日、NPO法人e-Lunchは、1歳から6歳までの未就学児童の保護者1,158名を対象に「幼児のスマートフォン・タブレット利用調査」を実施し、その結果を発表しました。
3歳以上は約半数の幼児がスマートフォンを利用
未就学児童のスマートフォン利用時間に関する調査では、3歳以上の約半数の幼児がスマートフォンを月に2、3回以上利用しているという結果になりました。また毎日利用する割合は、年を重ねるごとに増加している傾向にあります。最近は子供向けの動画、アプリコンテンツも充実してきているため、今後も子どものスマートフォン利用は増えていくものと考えられます。
親が使えば、子供も使う
スマートフォン利用における親の利用時間と子どもの利用時間に関する調査では、親のスマートフォン利用率が高ければ高いほど、子どもがスマートフォンを利用する機会が増えているという結果になりました。最近は家事や育児の合間にSNSやゲームアプリで遊ぶ保護者も多く、子ども向けコンテンツに対する情報収集に長けていることが原因と考えられます。
親は子どもを静かにさせるためにスマートフォンを利用
「子どもを静かにさせるため」といった理由で子どもにスマートフォンを利用させる家庭は多いですが、調査では7割の保護者が子どもを静かにさせるためにスマートフォンを利用した経験があるという結果になりました。なお、子どもに人気のスマートフォンコンテンツは圧倒的に動画が1位となっています。
セキュリティー対策は約半数が”していない”
子どもがスマートフォンを利用するにあたってセキュリティー面を不安に感じる方もいらっしゃると思いますが、保護者が子どもにスマートフォンを利用させるからという理由でセキュリティー対策をしている人は全体の約4割程度に留まりました。短い時間の利用であればセキュリティー対策は重要ではないと考える人も多いようです。
参照元:株式会社カスペルスキー
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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