iPhone6 Plusはアメリカのファブレット販売量の41%を獲得、iPhone6も堅調
iPhone6 Plusのアメリカにおける販売が好調のようです。
現地時間3日、IT調査会社のKantar Worldpanelは、2014年の8月から10月の3ヶ月間における調査で、5.5インチ以上のディスプレイサイズを持つスマートフォン(通称ファブレット端末)の販売量のうち、41%をiPhone6 Plusが占めていたとするレポートを発表しました。
ファブレット端末需要増大によりiPhone6 Plusは好調
Kantar Worldpanelのレポートによると、ファブレット端末の販売量はスマートフォン販売量全体のうち、現在約10%を占めており、この水準は2013年末に調査した結果から2%増加した、としています。Appleのスマートフォンはこれまでも発売後爆発的な人気を誇って来ましたが、ファブレット人気も相まって、iPhone6 Plusはその1機種のみで、アメリカのファブレット市場の41%を獲得した、と発表されています。
ユーザーがスマートフォン購入時に意識することの中でディスプレイのサイズは非常に大きなウエイトを占めるようになってきており、iPhone6 Plusを購入したユーザーのうち58%が、4.7インチディスプレイ搭載のiPhone6を購入したユーザーについても60%が、ディスプレイサイズが理由で現在の端末を選択した、としています。こうした大型ディスプレイ化を望むユーザー意識が、ファブレット市場好調の要因の様です。
調査の中では、iPhone6がこれまでに発売されたiOSデバイスの中で、最も売れた端末であることも同時に発表されており、アメリカのスマートフォン市場においてすでに33%ものシェアを獲得していること、iPhone6/6 Plusのユーザーのうち85%がこれまでiOSデバイスを購入したことのある、リピーターであることなどが合わせて発表されています。
iPhone6/6 Plusは、12月になっても需要に供給が追い付いていないと報じられていますが、今後ファブレットがどこまで普及するか、注目が集まりそうです。
参照元:Kantar Worldpanel
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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