2014年12月4日 09時44分
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長年のパートナーシップを解消?iPhone6sの製造は台湾のPegatronが半分以上を担当か

Pegatronのオフィス
現地時間3日、海外メディアのMacRumorsは台湾メディアFocus Taiwanからの情報として、次期iPhoneとなるiPhone6s(仮称)の製造について、台湾に本社のあるPegatronが50%以上のオーダーを獲得したようだ、と報じています。
AppleとFoxconnの蜜月関係は解消の方向へ?
現在販売中のiPhone6についてはたびたび本サイトでも取り上げている通り、こちらも台湾に本社のあるFoxconnという会社が製造の多くを担っています。その製造比率は70%にも上るといわれていますが、残りの30%を製造しているのが今回取り上げているPegatronでした。
iPhone6については発売前から製造に遅れて出ている、という情報が相次いでいたほか、現在に至っても容量が上位の機種において製造が需要に追い付いていない、との情報もあります。
今回のオーダー先変更の背景について、記事元のMacRumorsにもあまり触れられていませんが、FoxconnがAppleの要求を満たす製造レベルを提供するのに時間をかけすぎていることがあるのでしょうか。
また、別の見方では、FoxconnはiPhone6sに搭載されるかもしれないとされているサファイアガラスの生産のために新工場を建設中との噂もあります。これまでは製造に注力してきましたが、多少その比重を部品(サファイアガラス)の生産に移行し、新たなビジネスモデルを確立しようとしている可能性もあります。
参照元:MacRumors
執 筆:クロス
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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