2014年11月26日 17時20分
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FoxconnがiPhone7のサファイアディスプレイ生産のために新工場を建設中か
25日、中国関連メディアの新華ニュースはiPhone6の製造を担当しているとされるFoxconnが、iPhone7に搭載されるサファイアディスプレイを製造するために中国・河南省鄭州市に新工場を建設中である、と報じました。
新工場はiPhone6の組み立て工場と隣接
鄭州市政府関係者によれば、すでに新工場の建設については11月12日に、新工場建設予定地である鄭州市とFoxconnの間で協定が交わされており、建設先はiPhone6の製造工場と隣接する場所になる、と報じられています。
敷地面積は約133ヘクタールとなり、東京ドーム約28個分の広さを誇る大型工場となる予定です。同工場はまだ建設中で、実現に至るためには施設の総合的な整備や政府の協力、関連する政策の実現が不可欠であることがあわせて報じられています。
新工場ではiPhone7のサファイアディスプレイを生産か
Foxconnは現在もiPhone6の主要なサプライヤーとして多くの利益を得ているものの、今回の新工場においてiPhone7のサファイアディスプレイを製造することで、さらに利益率の高いビジネスモデルを確立しようとしているのではないか、と見られています。
現在記録的なヒットを続けているiPhone6/6 Plusは直前までサファイアディスプレイの搭載が噂されていたものの、最終的には搭載されずに発売に至りました。今回の記事元では、iPhone7のことについて記載されているので、次期モデルのiPhone(iPhone6s)で採用されるのどうか定かではないものの、圧倒的な製造設備を持つFoxconnが同市場に参画することで、iPhoneに対する強い需要を満たすだけのサファイアガラスを製造できれば、さらにその搭載への道は近くなるように思います。
いまだに落下の際の不安が付きまとうiPhoneのディスプレイについては、次期モデルで最新のゴリラガラスを搭載されるとの噂もあり、注目が集まっています。
参照元:新華ニュース
執 筆:クロス
カテゴリ : iPhone6, iPhone6 Plus, iPhone6s, iPhone7, 最新情報 タグ : Apple, Foxconn, iPhone6, iPhone6s, iPhone7, サファイアガラス, ディスプレイ