モバイルバッテリーの革命児。バッテリー内蔵型ベルト「XOO Belt」を発表
イギリスに本拠を構えるNiftyが「XOO Belt」というベルト型のモバイルバッテリーの出資キャンペーンをIndiegogo上で開始しました。
この「XOO Belt」はベルト本体とバックル部分に、それぞれバッテリーを内蔵した充電器です。NIfty曰くコンセプトは、「あなたの携帯電話を、いつでも、どこでも、便利に、スタイリッシュに充電が出来るベルト」だそうです。
使い方はいたって簡単。ベルトから伸びたUSBケーブルをスマートフォンに接続することで、スマートフォンをポケットの中に入れたままで充電することができます。
それでは、実際に使えるものなのか検証していきましょう。
デザイン
写真のように、バックル部分がシルバー1種類とブラック2種類の計3種類。ベルト部分がブラックとブラウンの2種類になっています。デザインに関しては個人的にシンプルですごくいいと思います。
ベルトの素材には、耐久力が高く高品質なレザーを使用しており、USBケーブルをベルトの裏に隠すことにより、一見してベルト型のモバイルバッテリーとはわからない構造になっています。
モバイルバッテリーとしての品質
容量に関してですが、まずベルト内部にフレキシブルバッテリーが搭載されており、1,300mAh。加えてバックル部分に800mAhのバッテリーが内蔵されており、計「2,100mAh」のバッテリー容量となっています。目安としてiPhone6だと1回のフル充電。iPhone6 Plusだと70%程度まで充電可能となっています。
また、「Lightningコネクタ」と「microUSBコネクタ」のどちらも対応していますので、iPhoneでも問題なく使えます。
次にベルト型ということで安全性が気になるところですが、こちらも非反応性のバッテリーとなっており万が一の故障の際にも感電の心配もなく、安全な作りとなっています。
使い勝手はどうか
ここまで肯定的な意見を書いてきましたが、一つ大きな問題があります。それはスマートフォンを左のポケットに入れることを前提とした作りになっているということです。私はiPhoneを左のポケットに入れる派なので、特に問題はありませんが中には右のポケットや後ろのポケットに入れる派の方もいるのではないでしょうか。そういった方には使い勝手が悪いかもしれません。
実際の着用方法の動画を御覧ください。
実際の使い方としては、iPhone6 Plusをお使いの方はポケットに入れるのが厳しいと思いますので、今まで使っていたモバイルバッテリーはカバンに入れて普段使い。「XOO Belt」は充電し忘れた時の予備として使うのがいいのではないでしょうか。「XOO Belt」はかさばらず、いつも持ち運びできるので最強のサブバッテリーになると思います。
iPhone6 Plus以外の方はポケットに入るので、「XOO Belt」がメインバッテリーとして活躍すること間違いなしです。
実際に発売されるのか
設定された資金調達の最低目標金額は「50,000ドル」(約588万円)ですが、現在執筆している時点で目標金額の83%である「41,560ドル」(約490万円)の資金を調達しています。残り期間は「23日」。来年の7月に発売予定となっていますが、いったいどこまで資金調達できるのでしょうか。
是非、日本でも発売して欲しいところですね。なお、この「XOO Belt」を入手するための最低出資額は「155ドル」(約1万8千円)となっています。
参照元:Indiegogo
執 筆:DAIM
iPhone Mania編集部
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