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2014年11月25日 19時39分

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注目サービス「Uber」の別の顔 個人情報の悪用を公言

Uber

 

iPhoneをはじめとしたスマートフォンアプリを使った配車サービスとして有名になった「Uber」ですが、同サービスの個人情報取り扱いについて不安の声が上がっています。

Uberの軽率なプロモーションが発端

10月、Uberがフランスで実施したプロモーションが事の起こりとなりました。プロモーションは性的俗語表現を用いて「女性ドライバーと20分の無料ドライブが楽しめる」として実施されましたが、女性への犯罪を助長しかねない内容だと非難を受けていました。

 

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このプロモーションに対して、ある女性記者は強く抗議し、自身が共同代表を務めるメディアでも抗議記事を掲載していました。確かにUberのプロモーションは軽率であり、ここで素直に謝罪していれば問題は沈静化に向かったかもしれません。(上の写真はフランスでのプロモーションとは無関係です)

乗車履歴で記者の汚点探し?

しかしUberは別の対応に出ました。Uberの上級副社長であるエミール・マイケル氏がパーティーの席で「100万ドルあれば、Uberを非難する女性記者の乗車履歴を利用して、プライベートを調べられる」と発言しました。

 

また同氏はさらに踏み込み「彼女のプライベートも暴露できる」と発言し、問題発言を加速させます。乗車履歴はプライベートな事柄と密接に関連しており、厳重に取り扱われるべき個人情報と考えられ、上級副社長の発言は明らかに問題です。

日常的に乗車履歴を閲覧?

さらに別の記者もUberのニューヨークの支店長ジョシュ・モアラ氏にインタビューする際、支店長がUberの乗車履歴を追跡して待ち合わせ場所で記者の到着を待っていたと知らされます。

 

こうした事例が表面化することで、不必要な乗車履歴の閲覧がUber社内で横行しているのではないかと疑われる事態となっています。

消費者団体は上級副社長の解雇を要請、CEOは謝罪

一連の問題に対して米カリフォルニア消費者連盟(Consumer Federation of California)は19日、パーティーで問題発言を行った上級副社長を解雇するように要請したと発表しています。

 

一方、UberのCEO(最高経営責任者)であるトラヴィス・カラニック氏は女性記者に対してTwitter上で謝罪し、事態の収拾を図っています。さらにUber社としてプライバシーポリシーを公表し、これ以上問題が広がらないように務めています。

 

今回の騒動はUber社の軽率さが二重に重なって起きた事態だと言えそうです。新興サービスとして注目を集め、日本でも面白いプロモーションを実施し、事業拡大が期待されているだけに、残念な出来事ではあります。
 
 
参照元: 朝日新聞、BuzzFeed news、Twitter、Uber
執 筆: KAZ

 
 

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