「怪しい伝説」がiPhoneにも搭載のゴリラガラスの強度を検証
ディスカバリーチャンネルで放送されている「怪しい伝説」が、iPhoneとiPadにも搭載されているゴリラガラスの強度を検証する実験を行いました。AppleInsiderが紹介しています。
誰もが疑問に思ったことのある噂を徹底検証する、日本でも放送中のディスカバリーチャンネルの人気シリーズ「怪しい伝説(Mythbusters)」で、iPhoneやiPadにも搭載されている、コーニング社のゴリラガラスの強度の検証が行われました。
6年間で格段の進化を遂げたガラス
「伝説バスターズ」のアダム・サヴェッジとジェイミー・ハイネマンは、まず2008年当時出回っていた携帯電話と現行モデル(Moto Xらしい)のディスプレイに対し、鍵でひっかく、装置を使って1メートルの高さから落下したときと同等の衝撃を与える、という実験を行いました。
古い携帯のディスプレイをひっかくと簡単に傷がつき、衝撃を与えると見事にひび割れましたが、ゴリラガラスを搭載した現行モデルのほうは無傷でした。
2人は次にゴリラガラスがどのように製造されているかのデモを行ったあと、コーニングが現在のように携帯やノートパソコンのディスプレイといった小さいものだけでなく、自動車のフロントガラスのような大きなものにゴリラガラスを採用する予定であることを明らかにしました。
エアキャノンで撃つという検証実験の結果、ゴリラガラスを使ったフロントガラスは、現行のものよりも薄く、軽いだけでなく、丈夫であることが証明されました。
今後のiPhoneに採用されるのは?
アップルは当初から、iPhoneとiPadにゴリラガラスを採用してきましたが、サファイアガラスに切り替えるのではという噂が根強く流れています。倒産という結果に終わったものの、GT Advanced Technologiesとのサファイアガラス製造の提携や、Apple Watchへの搭載の話があるためです。
コーニングはこのほど、新製品「ゴリラガラス4」を発表しました。従来品より薄いにも関わらず、1メートルの高さからの落下試験でも80%に割れが生じなかったとされ、ゴリラガラス3よりもさらに強度が強化されています。
次期iPhoneに搭載されるのは果たしてサファイアガラスでしょうか、それともゴリラガラス4でしょうか。
参照元 : AppleInsider、Discovery Channel
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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