モバイル決済のSquare、2015年内にApple Pay対応へ
モバイル決済の分野で大きな存在感を持つSquareのCEO、Jack Dorsey氏がCNNに対し、2015年にはSquareをApple Payに対応させると発言しています。実現すれば、現在はアメリカの一部小売店および飲食店に限られるApple Payの利用が、小規模ビジネスにも一気に拡大する可能性があります。
モバイル決済の起爆剤となりつつあるApple Pay
Apple Payは、iOS8.1の公開と同時にアメリカの一部小売店および飲食店で利用可能となりました。簡単に使える操作性が評価され、サービス開始1か月足らずでモバイル決済市場を刺激する存在として認識されており、Apple Payの登場により、ユーザーのモバイル決済への関心が高まったことは業界全体の追い風と捉えられています。
小規模ビジネスでも導入が容易、世界で普及が進むSquare
Squareは、iPhoneやiPadに専用リーダーを接続するだけで、個人商店など小規模ビジネスでもクレジットカード決済が容易に導入可能となるため世界100以上の国に普及が進み、今年の夏には京都でモバイル決済体験イベントを開催するなど、日本でもユーザー層の拡大に努めています。
SquareのCEO、2015年中の「あらゆる方法」への対応を明言
SquareのCEOであるJack Dorsey氏は、現地時間11月21日にCNNで「あらゆる方法に対応できるレジスターを開発中で、2015年にリリースする」旨の発言をしています。同社が従来からiPhoneやiPad向けソリューションを積極的に展開していることからも、この「あらゆる方法」には、Apple Payが含まれると考えられます。
現時点でApple Payは、アメリカの大手小売りチェーンや飲食店での利用に限られています。しかし、Apple Payの利用がアメリカ以外の各国に拡大し、SquareからApple Pay対応レジがリリースされれば、Apple Payを核としたモバイル決済市場が一気に世界中に拡大する可能性があります。
参照元:CNN、ubergizmo
執 筆:hato
iPhone Mania編集部
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