2014年11月24日 12時53分
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Xiaomiの奪首発言にAppleが反論!「口で言うのは簡単」
先日、中国のスマートフォンメーカーXiaomi(小米)の雷軍(Lei Jun)CEOが、”今後5〜10年の間に、スマートフォン市場で(1,2位に立つ)SamusungとAppleを抜き去る”、と抱負を述べたことをお伝えしましたが、この発言にAppleが応じていたことが分かりました。
Apple首席副社長「口で言うのは簡単だが・・・」

中国メーカーXiaomiのスマートフォン
中国のスマートフォンメーカーXiaomiは、スマートフォン市場に参入してわずか4年目のメーカーです。新興メーカーであるはずの同社は、最新の統計ですでに世界3位のスマートフォン出荷台数を誇るまでに成長しており、人口が多い中国、インドを中心としたマーケティングを実施することにより、5~10年の間にスマートフォン市場で首位を奪う、と同社の雷軍(Lei Jun)CEOが述べていたことで、注目が集まっています。
これに対して、現在韓国のSamsungについで2位を走るAppleのブルース・セウェル首席副社長は、20日に開かれたChina and Foreign Internet Leaders Summit(中外インターネットリーダーズサミット)の中でXiaomiの奪首発言を「口で言うのは簡単だが」と一蹴しました。
iPhone6/6 Plusが記録的なヒットを続けるものの、ハイエンド端末である同デバイスは新興国においてなかなか一般ユーザーに購入できるものではなく、今後も普及率で言えばAppleが首位を奪うことは難しいように思えます。しかしAppleは昨年iPhone5cという廉価版端末を販売しており、少しでも1位との差を詰めようと努力していることが伺えます。
1位になるのはそんなに簡単なことではないんだよ、という2位Appleの体験談の様にも思える発言、Xiaomiにはどのように響いたのでしょうか。
参照元:新華ニュース
執 筆:クロス