AppleがiWork for iCloudをアップデート!ウェブアプリとは思えない完成度に進化
現地時間21日、海外メディアの9to5MacはAppleがiWork for iCloudのアップデートを行ったことを伝えました。
今回のアップデートにより、ウェブアプリNumbers、Keynote、Pagesにおいて、日本語などの8か国語が新たに対応となったほか、50以上のフォントが追加されています。
もはやアプリ版は不要?と思わせるほどの完成度
現在、Numbers、Keynote、PagesはOS Xにおいてアプリ版でも提供されていますが、今回アップデートが発表されたのはiCloud.comでウェブアプリとして提供されてきたものです。
これまでウェブアプリ版は日本語未対応で、ある程度英語に慣れた方にしか利用できないサービスとなっていましたが、今回のアップデートによって、日本語を含む8つの言語で使用が可能となりました。
たとえば、Pagesを取り上げると、ナビゲーションも日本語対応となっており、初心者でもかなり扱いやすくなっている印象です。
ウェブアプリ版の特徴は以上の通りとなっています。ウェブ上で操作するので、ドキュメントを共有して、チャットの様に同時に作業をすることも可能です。
アプリケーションに関する説明も細かに画面上に表示されるほか、新機能やサポート機能も充実していることが画面上からわかります。
テンプレートについても通常のアプリ版と同様に充実しており、目的に合わせて選択することが可能となっています。
日本語書体についても複数(合計11書体)用意されています。とても多いわけではないですが、必要最小限は用意されているといってもよいでしょう。縦書きには対応していないものの、総合的にいえば、十分な内容となっているのではないでしょうか。
今回は例としてPagesを取り上げましたが、Numbers、KeynoteにおいてもOS Xのアプリ版とほぼ同様の操作が利用可能となっています。もはやここまで完成度が高いと、アプリ版が不要になってしまうような気さえしますが、そのあたりの棲み分けはどのようにしていくのか、今後アプリ版のアップデートに関しても気になるところです。
参照元:9to5Mac
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: クロス の記事一覧