Appleがメーカー別タブレット端末出荷台数で9期連続1位を獲得
本日、独自の市場調査を実施するMM総研は、2014年度上期(2014年4月~2014年9月)における国内タブレット端末出荷台数の調査結果を発表しました。
半期の出荷台数としては、2013年度下期の406万台を上回る413万台を記録したほか、複数の調査結果が公表されています。
メーカー別出荷台数シェアはAppleが他を圧倒
2014年の上期におけるメーカー別出荷台数シェアはAppleが43.3%で1位を獲得しました。同ランキングで1位を獲得するのは9期連続となります。2位には人気Android OSタブレットを製造するASUSが12.8%と控えますが、その販売シェアには3倍以上の乖離があり、Appleがいかにシェアを独占しているのかが分かります。
以下3位以降には、ソニー、シャープ、富士通が続きます。
OS別ではAndroid OSがiOSを上回る
一方で、OS別の出荷台数としてはAndroid OS端末の出荷台数がiOS端末の出荷台数を上回ったと発表しています。Android OSがiOSを上回ったのは2半期連続で、3位にはWindows OSが控えています。
タブレット市場は今後も拡大か
MM総研は、タブレット市場の今後に関する予想も発表しています。これによると、同市場は今後も拡大傾向が続き、2014年度通期のタブレット出荷台数が910万台、2015年度以降は、2015年度が1,030万台、2016年度が1,130万台、2017年度が1,240万台、2018年度が1,330万台になることを予想しています。ただし、増加のペースは減速していく傾向にあることも記載されています。
また、市場拡大の中でタブレット端末は大画面化が続き、現在の10インチ前後から、”今後は11インチ以上の大画面タブレットの製品および台数が拡大する”と予測されています。
Appleは、2015年に12.2インチまたは12.9インチのディスプレイを搭載したiPad Proを発売するとされていますが、こうした大型ディスプレイ搭載タブレットが今後のトレンドになる、というのが同社の予想のようです。
参照元:MM総研
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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