世界のiPhoneファンがソニーの最新カメラセンサーに期待!
11月17日、ソニーは最新のスマートフォン用カメラセンサー「IMX230」を発表しました。このセンサーは高解像度の静止画撮影時だけでなく、4K動画の撮影でもHDR(ハイダイナミックレンジ)機能が利用できる高性能センサーとなっています。
カメラセンサーの機能差はサンプル画像で一目瞭然となっています。
またソニーは21メガピクセルの「IMX230」以外に16メガピクセルのセンサーも開発しているとしており、発表されたカメラセンサーは様々なスマートフォンに搭載されることになりそうです。なお「IMX230」は来年4月に出荷、16メガピクセル版は来年度中に出荷予定となっています。
ソニーの発表に世界のiPhoneファンが反応
ソニーの新センサー発表は世界に配信され、同時に世界のiPhoneファンが反応しました。既にソニーのカメラセンサーはiPhone6/6 Plusにも搭載されており、自ずと次期iPhoneに「IMX230」搭載との期待が高まります。
海外メディア、iPhone Hack’sでは ”早ければiPhone6sで、遅くとも2016年にリリースされるiPhoneにはこのセンサーが搭載されるのでは?” と報じています。
また9to5Macでも ”次期iPhoneのカメラセンサーとして採用される可能性は、僅かだけども残っている” とソニーの新技術が次期iPhoneに採用されることを期待しています。
Apple Insiderも ”Appleは旧型の部品でiPhoneを構成することが多いが、もしかしたら次期iPhoneにIMX230もしくは16メガピクセル版のセンサーを採用するかもしれない” とソニーの最新カメラセンサー搭載への期待を報じています。
AppleはiPhoneの部品に関しては保守的
Apple Insiderが報じるように、AppleがiPhoneに最新の部品を使うことは少なくなっています。通信関連の部品でもiPhoneはAndroidスマートフォンより一世代遅れていることは有名です。
これはiPhoneが桁違いに大量生産されるためであり、できるだけ安価で不具合の少ない部品(実績のある部品)を採用する必要があるからと考えられます。そのため海外メディアは今回のソニーの「IMX230」も、次期iPhoneでの採用に期待感は持っているものの、もう少し時間がかかりそうというスタンスで報じています。
参照元:SONY、9to5Mac、Apple Insider、iPhone Hack’s
執 筆: KAZ