YouTube、海外で音楽配信サービス開始!日本でも音楽機能を強化
YouTubeは本日、音楽機能の強化を発表しました。機能強化としてミュージックビデオ視聴の利便性向上のため、YouTube全体をリニューアルしています。また一部の国では音楽定額配信サービスを開始しました。
定額配信サービスは3000万曲以上が聴き放題
注目されるYouTubeの音楽配信サービスは「YouTube Music Key」として提供され、月額9.99ドル(約1,150円)の有料サービスとなっています。課金すればYouTube上にアップされている公式ミュージックビデオ以外にも、Google Play Musicにある3,000万曲の音楽が聴き放題となるサービスです。Appleが海外で提供しているiTunes Radioとも競合するサービスになるのではないでしょうか。
このサービス開始はYouTubeも重要な転機と捉えているようで、YouTube Music Keyに至るまでのYouTubeと音楽の関わりの歴史を一つの動画にまとめています。
ただ、現時点では米国と欧州の数カ国のみでのサービス提供となっており、日本でのサービス開始については何も発表されていません。音楽関連の権利が複雑に入り組む日本でのサービス開始には少し時間がかかるかもしれません。
音楽機能強化は日本のユーザーにも恩恵
定額配信サービスは日本では使えないものの、YouTubeの音楽機能強化は日本のユーザーにも恩恵があります。YouTubeのPC向けのサイトやアプリ(iOS版も更新されています)には「音楽タブ」が設置されました。
音楽タブを選択すれば、おすすめのミュージックビデオや過去に視聴したビデオが表示されます。また動画の視聴履歴を参照してユーザーに適した「ミックスリスト」も表示します。
「ミックスリスト」から動画を再生すれば、関連のミュージックビデオが連続で再生され、長時間操作しなくても音楽を楽しむことができます。有料の配信サービスが使えなくてもYouTubeでの音楽の楽しみは広がりそうです。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
参照元: YouTube公式ブログ
執 筆: KAZ