アップル、iPhone6 Plusの128GB不具合でリコールはあり得ない
iPhone6 PlusのNANDフラッシュメモリが原因とされる不具合から、アップルがリコールを余儀なくされるのではないかとの報道は事実ではないと、この件に詳しい関係者が明らかにしています。
iPhone6 Plus特有の問題ではない
不具合が起きているのは、特にiPhoneに多くのアプリをインストールしている、ごく少数のユーザーだとアップルのサポートフォーラムで話題になっています。ほとんどのユーザーは128GB容量のiPhone6 Plusに発生する問題については気づいているようですが、この問題はiPhone6 PlusやiOS8に限ったものではなく、多くのアプリをインストールした機器では当然起こりうる症状だと考えられます。実際、よく似た同様の問題は、非常に少ない件数ではあるのですが、iOS6の時にも発生しています。
iPhone6 Plusリコールの報道は誤り
今回、iPhone6 Plusの不具合がNANDフラッシュメモリが機能しないことが原因で、アップルはリコールを余儀なくされるのではないかとの韓国のBusinessKoreaの報道は、全くの間違いだと関係者は否定しています。
アップルのサポートフォーラムでは、iPhone6 Plusの不具合を同じユーザーが約159回も投稿しているのですが、これを除けば不具合の投稿は非常に少ないケースです。不具合のあるユーザーは非常に多くのアプリをインストールしており、ユーザーによっては500~1,000もインストールしていることもあるようです。
アップル、不具合は認識だがNANDフラッシュとは無関係
関係者によりますと、iPhone6 Plusにまれに起きるこの不具合を、アップルは既に認識していますが、NANDフラッシュメモリと関連があるとするのはただの憶測であり、間違いであると指摘しています。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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