Apple、ジェスチャーで操作する新型リモコンの特許取得
現地時間4日、Appleが、ジェスチャーでApple TVを操作することができる新たなリモコン「リモートワンド」の特許を取得したと、米メディアApple Insiderが報じています。
7年前から開発に着手か
米国特許商標局が登録を発表した特許は「メディアシステムにおいて、3Dリモートコントローラーを用いて表示されたオブジェクトをスクロールする」と題された技術で、スクリーン、スクリーンと接続した電子端末、リモートワンドから構成されています。
Appleはボタンを押す、タッチスクリーンに触れるといった現在のリモコンの操作方法について、「有効かもしれない」が「効率が悪く、直感的でないため、イライラする場合がある」と指摘しています。
今回特許を取得した技術は、Apple TVをジェスチャーでコントロールするというものです。Apple Insiderによれば、Appleは遅くとも2009年にはジェスチャーベースのシステム開発に着手しており、今回の特許も2007年に出願されたものとのことです。
リモートワンドはタッチスクリーンも搭載
ワンドは複数のセンサーだけでなく、タッチスクリーンも搭載しており、同じくジェスチャーで操作するゲーム機Wiiのリモコンよりも、高機能なものとなっています。特許によると、動画やメディアファイルの選択もワンド上で行うことが可能です。
ワンドというと細長い棒のことですが、イメージ的には棒をひとふりしてテレビを操作するということなのでしょうか。商品化が待たれます。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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