Apple、タブレット市場のシェア縮小、満足度もやや低下

Worldwide tablet shipments in 3Q14 in millions of units (Source: IDC)
アメリカの調査会社J.D. PowerとIDCが、それぞれタブレット端末のユーザー満足度と、出荷台数についての調査結果を発表しました。
市場シェア首位は維持したが
IDCの調査によると、Appleの2014年第3四半期のタブレット出荷台数は、前年同期から12.8%も減少して1,230万台となり、市場シェアも29.2%から22.8%へと縮小しました。
AppleはSamsungを抑えて首位の座を維持したものの、2位のSamsungの2014年第3四半期の出荷台数は990万台で、その差は240万台まで縮まっています。前年同期の差は480万台でした。
2014年第4四半期については、iPad Air2とiPad mini3の発売により、Appleの市場シェアは伸びるとIDCは予測しています。ただしタブレット買い替えまでの年数が長期化する傾向にあるため、伸びはそれほど大きくないと見られています。
またIDCはiPadの売り上げは、今後もiPhone6/iPhone6 Plus人気のあおりを受けるだろうと予想しています。
ユーザー満足度で2位に転落
Appleは出荷台数の市場シェアでは首位を維持したものの、J.D. Powerのタブレット端末ユーザー満足度調査では、Amazonに首位の座を譲り渡しました。
Appleの得点は824点で、AmazonのFireタブレット端末の827点と比べ、3点低い点数となりました。3位はSamsungで821点でした。
J.D. Powerの満足度調査は1,000点満点で、パフォーマンス、使いやすさ、機能、スタイリング/デザイン、コストの5項目の点数を合計したものとなっています。
今年初めの同様の満足度調査での1位はApple、2013年後半の調査ではSamsungが首位となっています。
参照元 : MacRumors
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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