Appleのティム・クックCEO、自身がゲイであることを公式に認める!
海外メディアのBloombergによると、Appleのティム・クックCEOは自身がゲイであることを公式に認める発言をしたようです。
同氏の性的指向についてはこれまでも噂がありましたが、公に本件について認めたのは今回が初となります。
ゲイであることを誇りに思っている
ティム・クックCEOは自身がゲイであることを認めるとともに、”自身がゲイであることを誇りに思っており、それは神が自分に与えた最高の賜物の1つだ“と発言しています。
また、自身の性的指向について、Appleの従業員は皆認識しているものの、それによって何か不利益を得たことは無いとしており、こういった多様性を認めてくれるAppleという会社にいて自身は幸運だったとしています。Appleは今年6月にサンフランシスコで開催された同性愛者の人権保護イベントに参加し、iTunesカードを無料配布するなど、世界の多様性を尊重する観点から支援しています。イベントにはクックCEOも出席しています。
海外、特に米国では同性愛に関する理解が進んでおり、同性間での結婚を認める州も増えてきています。しかしそれでもまだまだ偏見はあるようで、同氏は自身がゲイであることによって弱者の立場や、困難な場面へのチャレンジ、そして他の人間に共感する力を高められた、としておりこれらはAppleのCEOとしては非常に好都合なことだったとしています。
同氏がゲイではないかという噂は本サイトでも過去に取り上げたことがありましたが、とうとう公に認めた形です。海外では日本よりも同性愛のカミングアウトが一般的で、歌手のリッキー・マーティンやイケメン俳優のマット・ボマーも同様です。
アメリカを代表する企業であるAppleのCEOの発言だけに、同様の立場の方たちにとっては勇気を貰える一件になりそうですね。
参照元:BloombergBusinessweek
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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