国内の携帯電話出荷台数シェアは2014年度上期もAppleがトップ
本日、IT調査会社のMM総研が2014年度上期(4月〜9月)の国内携帯電話端末出荷概況を発表しました。
各メディアでiPhone6/6 Plusの好調が伝えられていますが、ここでもAppleの好調が確認できます。
携帯電話のメーカー別出荷台数1位はApple
2014年度上期の携帯電話端末のメーカー別出荷台数シェアは、Appleが2011年度下期以降6期連続で首位を獲得しています。
出荷台数は全部で601万台、内訳としてはAppleが約38%、その後シャープや京セラなどが続く結果となりました。
スマートフォンのみに限るとさらにAppleの独走状態が顕著となり、全体の約57%と過半数を占めていることが確認できます。もはやAppleの独壇場と言えますね。
2014年度は総出荷台数、スマートフォンともに減少か
Appleの好調が続く一方で、業界全体の傾向としては必ずしも明るいものではないようです。MM総研によると2014年度は業界として出荷台数が縮小傾向であることが確認できます。特にスマートフォンの減少幅が大きいようですが、先日も発表した通り、国内でのスマートフォンの流通量は全体の過半数を超えてきており、飽和状態に迫ってきていることが背景にあると思われます。
他にも、同社はスマートフォンの契約数が2018年には1億件を突破するという予想や、格安SIMの可能性など興味深い内容にも言及しています。2015年はSIMフリーの義務化により、スマートフォン利用料の低料金化が進み、これまでとは異なる勢力図が見られる可能性がありますが、その中でiPhoneがどの程度シェアを堅持できるかが気になるところです。
参照元:MM総研
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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