eBayでの再販iPhone6 Plus、現在も2割以上高値で販売
iPhone6 Plusは現在も品薄状態のため、アメリカ最大のオークションサイトeBayなどでは、希望小売価格より約25%も高い値段で売られていることが明らかになりました。
eBayとタオバオで追跡
米投資会社Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏らは、eBayおよび中国のショッピング・オークションサイト、タオバオなどで、再販iPhoneが落札された価格を追跡、その結果をまとめています。
Munster氏らは各機種について、毎週「フェアな価格」で売れた最新50台のスマホをもとに、平均価格を割り出しています。
iPhone6 Plus、発売後42日経過も124%の価格
Munster氏らの追跡調査の結果、iPhone6 Plusは発売後42日が経過しても、その中古モデルが希望小売価格の124%の値段で取引されていることが判明しました。これはiPhone5sの発売時の数字を上回るものです。1年前iPhone5sの再販品は、発売42日後に119%の値段で売られていました。
表を見ると、AppleがiPhone6の供給不足の対応に追われ、iPhone6 Plusまで手が回っていない状況が伺えます。iPhone6は発売7日後は再販品が115%の値段で売られていましたが、21日以降は90%台に落ち着いています。
Galaxyより値崩れしていないiPhone
またiPhoneは競合するSamsungのGalaxyと比べ、再販モデルの値下がり率が低くなっています。Piper Jaffrayの調べでは、Galaxy S5は発売後42日で81%、Galaxy Note IIIに至っては67%まで値下がりしていました。
Munster氏は今回の調査から、話題となった「折れ曲がり問題」は、iPhone6 Plusの売れ行きに何ら影響を与えていないと見ています。またiPhone6発売後のiPhone5s再販モデルの価格は、iPhone5s発売後のiPhone5およびiPhone4sの価格よりも急速に落ちたと指摘しています。
この理由について同氏は、iPhone6/6 Plusの機能が大幅に向上したためと分析しています。
参照元 : AppleInsider
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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