アルパイン、アップルCarPlay対応iLX-007システムを北米で発売
アップルのCarPlayは提携メーカーのニューモデルへの搭載が当初の予定よりも遅れていますが、アフターマーケットシステムでは対応機種が徐々にリリースされています。今回、提携パートナーであるアルパインが7インチのタッチスクリーンを搭載し、Siriによる音声コマンドにも対応した新製品iLX-007の発売を開始しました。
CarPlay対応システムが約86,000円
北米にあるアルパインの代理店の一部では、既に出荷が開始された模様で、販売価格は800ドル(約86,000円)となっています。アップルのCarPlayに対応し、ユーザーは電話を掛けたり、マップアプリを使用したり、音楽を聞いたりすることはもちろん、メールを送受信することができます。
操作は画面へのタッチ操作だけでなく、Siriによる音声コマンドも利用可能です。CarPlayの利用にはLightningコネクターと最新のiOSを搭載したiPhone5以降の機種が必要です。
さまざまな車種への搭載が可能
iLX-007は3系統のプリ出力と1系統のAUX入力を装備し、圧縮された音源やメディアの再生を改善するアルパイン独自のMediaXpander技術を採用しています。また、別売りオプションで、後方ビュー用カメラの入力も装備しています。
アルパインによりますと、薄い3インチの筐体により、さまざまな車種への取り付けが可能となっており、Alpine TunItと呼ばれる音源のカスタマイズが可能なアプリケーションも提供されるようです。
CarPlayに対応するアプリも続々登場
CarPlayに対応するオプション機器だけでなく、CarPlayに対応するアプリケーションも、人気となってきています。今月にはiHeartRadioやRdioがアップデートし、新しくCarPlayに対応しました。
一方、同じくCarPlayのパートナーであるパイオニアも、数機種が今月ソフトウェアアップデートによりCarPlayに対応しますし、6.2インチのタッチスクリーンを搭載するAppRadio4を600ドル(約64,800円)で販売する予定です。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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