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2014年10月28日 12時11分

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Amazonのスマホ Fire Phoneは大失敗で在庫の山

Amazonが満を持して7月に発売したFire Phoneですが、販売は上手くいっていないようです。先日発表されたAmazonの2014年第3四半期の決算で、その苦戦が数字に表れています。

 

firephone

発売2ヶ月で値下げ、苦戦が続いたFire Phone

6月、AmazonKindleでの勢いをそのままスマホへと結びつけるべく、大々的にFire Phoneを発表しました。しかし7月の発売から2ヶ月で199ドル(21,300円)から99ドル(10,600円)へと値下げを実施し、この時点ですでに販売は思うように進んでいなかったようです。

 

Fire Phoneの唯一の取り扱いキャリアであるAT&Tでもすでに1ドル機種となっていて、ユーザーからの支持を集めることに失敗したと言っていいでしょう。「Amazonの通販が利用しやすくなるだけのスマホ」というイメージを払拭しきれなかったことが失敗の要因とも言われています。

 

お膝元であるAmazon.comでの評価も3,100以上の評価の平均で星2.1と非常に厳しい結果となっています。また評価の全体の約3分の2が星1つとしており、これもFire Phoneの評判の悪さを反映していると言っていいでしょう。

Amazonの業績にも大きく影響

このFire Phoneの不振はAmazonの業績を圧迫しています。2014年第3四半期(7-9月)の決算ではFire Phoneの在庫が8,300万ドル(約89億円)にも達しており、さらにこの事業での損失が1億7千万ドル(約182億円)となったことが明らかになりました。

 

1億7千万ドルの損失は同期間のAmazonの損失(4億3,700万ドル、468億円)の約3分の1に達する額となっており、Fire Phone事業の失敗がAmazonの業績全体にマイナスの影響を与えていることがわかります。

スマホ市場はライバル多数

amazon prime

 

AmazonのタブレットであるKinlde Fireは同社の電子書籍(Kindle本)やインスタントビデオというコンテンツ事業を背景にした販売戦略で一定の成功を収めました。しかしスマホ事業では同様の戦略は通用しなかったようです。

 

やはりAppleのiPhone、サムスンのGALAXYなど強敵がひしめく市場で、コンテンツだけで一定のシェアを獲得するのは難しかったと考えられます。

 

新しいスマートフォンとして、通販・コンテンツ配信事業と強固な結びつきを持った機種という方向性は面白い試みでした。しかしその試みは現時点では日の目をみるに至っていません。なお、Fire Phoneの日本での発売予定は未定となっており、この状況から考えると、今後も日本での販売の可能性は低いと考えられます。
 
 
参照元: NewsweekAmazon
執 筆: KAZ

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