
 
MediaTekが現地時間2022年11月8日、最新のフラッグシップシステム・オン・チップ(SoC)となるDimensity 9200を発表しました。同社は、他社のAndroid用SoCを圧倒するAnTuTuスコアを記録したと発表しています。
Dimensity 9200の主な仕様と特長
MediaTekは、Dimensity 9200がAnTuTu v9で1,260,000点を記録、現在販売されているAndroid用SoCの中では他を圧倒していると述べています。
 
 
Dimensity 9200の主な仕様は、下記の通りです。
 
- 超高性能コアとしてArm Cortex-X3を搭載
 - GPUは、Arm Mali-G715 Immortalis
 - ハードウェアベースのレイトレーシングに対応
 - RAMは8533MbpsのLPDDR5X
 - CPU構成は、3.05GHz動作のCortex-X3を1コア、2.85GHZ動作のCortex-A715を3コア、1.8GHz動作のCortex-A510を4コア搭載
 - Geekbench 5.0ベンチマークテストにおいて、Dimensity 9000よりもシングルコアスコアが12%向上
 - Dimensity 9000と比較し、高負荷時の消費電力を25%削減、放熱性能が10%、Manhattan 3.0でのGPU性能が最大32%向上
 - 平均消費電力を、Dimensity 9000と比べて41%削減
 - Wi-Fi 7対応
 - TSMCの4nmプロセスで製造
 
 
MediaTekは、Dimensity 9200搭載スマートフォンが2022年末までに発売されると述べています。
 
 
 
 
 
Source:MediaTek via Notebookcheck
(FT729)