【新型iMac】5K Retinaディスプレイ以外は従来モデルとほぼ同じか
ガジェットの修理や分解などで有名なiFixitが、iMac Retina 5Kディスプレイモデルを分解し、中身を公開しています。
iFixitによると、ディスプレイ以外は、ほぼ従来モデルと同じ製造メーカー、構造のようです。
修理の容易さは10点満点中5点
iFixitは分解後の分析の中で、新型iMacは(旧型から引き続き)、リヤアクセスパネルからRAMを増設することができるとしており、自己責任ではあるものの、アップルのアップグレードなどに頼ることなく自分でメモリも増設できるようです。
またプロセッサーやCPUについてもアップグレードが可能ですが、その際にはディスプレイ裏面に貼り付けられている両面テープを剥がす(切る)必要があるとしています。
こういった拡張可能性を評価して、iFixitは同モデルの修理のしやすさについて、10段階中「5」と評価しています(値が大きいほど容易となります)。ただしこの微妙な評価からもわかる通り、素人がやるにはあまりにリスクの高い作業と言えそうです。視点を変えると、ディスプレイの製作にビスなどを使用していない点には、アップルの薄さに対するこだわりが感じられますね。
そのほかの情報として、iFixitの公開している各パーツごとの製造メーカーは以下の通りです。
・ディスプレイ:LG Display
・タイミングコントローラー:Parade Technologies
・Wi-FiおよびBluetooth 4.0:Broadcom
・RAM:SK Hynix
・SSD:SanDisk
冒頭の通り、ディスプレイ以外は旧型の27インチiMacと同様のようです。もちろん、製造メーカーは同じでも、従来の27インチiMacの4倍、4Kディスプレーより67%多いとされるディスプレイの駆動を支えるため、アップルの発表通り各部品の性能は向上しているようです。
参照元:iFixit
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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