iOS16.1、広告効果計測ツール「SKAdNetwork」の新バージョン利用可能に

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Appleは現地時間10月24日、ユーザーのプライバシーに配慮したトラッキングツール「SKAdNetwork」の新バージョンが、iOS16.1及びiPadOS16.1で利用可能になったことを発表しました。

Apple、SKAdNetwork 4.0を発表

SKAdNetworkは、広告主がアプリのインストールを特定の広告キャンペーンにアトリビュート(属性付け)することによって、広告の成功度を測定することを可能にします。
 
本日発表された新バージョン「SKAdNetwork 4.0」では、アプリ向け広告のパフォーマンスに関してより多くの情報を確認できるようになり、Webベース広告のアトリビューションにも対応しました。
 

  • 階層型ソースID:インストールがどのキャンペーンにアトリビュートされているのかを把握でき、その他のアトリビューション情報も確認できます。
  • おおよそのコンバージョン値:コンバージョン値のプライバシーのしきい値を満たしていない場合は、広告主に限定的なアトリビューション情報を提供し、追加のプライバシーのしきい値が満たされている場合は、詳細なアトリビューション情報を提供します。
  • 複数のコンバージョン:最大3つのポストバックを受信でき、キャンペーンを通じてアプリをインストールしたユーザーが、広告対象アプリをどの程度使用しているかをより正確に把握できます。
  • Web向けのSKAdNetworkアトリビューション:SKAdNetworkは、広告対象アプリのApp Storeプロダクトページにリンクしている、Webベース広告のアトリビューションに対応しています。

 
なお、同日発表されたiOS16.1正式版及びiPadOS16.1では、多数の新機能が追加されています。
 
 
Source:Apple(1),(2) via MacRumors
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