au、月額基本料0円でiPadが利用できるプリペイドプランを発表!
20日、KDDIと沖縄セルラーはiPad Air2、iPad mini3を含む「4G LTEタブレット」で利用できるプリペイドプランを発表しました。提供開始は11月4日からで、12月からはauスマートフォンのデータシェアにも対応します。
通信少なめで料金を抑えたい人向けプラン
プリペイドプランということもあり、毎月多くのデータをiPadで利用する人向けではありません。料金は1GBあたり1,500円(税別)で、通常の契約よりもデータ単価は高くなっています。そのためこのプリペイドプランは、たまに屋外で利用する人向けといえそうです。
プリペイドでチャージしたデータの利用期限は31日です。旅行や出張で今月は屋外で使うことが増えそうだな、という時にチャージする使い方になるでしょう。さらにいつでも追加でデータを購入できるため、途中で通信容量が足りなくなるということも避けられます。
iPadセルラーモデルは旅行で威力を発揮
iPadはその大きさから屋外で使う人はまだそれほど多くありません。屋外でもWi-Fiスポットがあれば利用できるため、セルラーモデルに魅力を感じる人が少ないのも事実です。
しかし旅行でiPadを使うときはセルラーモデルがかなり便利です。現地の飲食店、ホテルや旅館、お土産情報、道路・路線情報、天気情報など、場所を選ばずどこでも大画面で調べられます。
また海外旅行ではiPadに現地のSIMを挿入することで、ローミングに比べてはるかに低価格でインターネットが利用できます。このような使い方ができるのは、やはりセルラーモデルのメリットです。ちなみに国内ではSIMロックがかかっているキャリア版のiPadですが、海外ではSIMフリー端末として動作します。
iPad利用の新たな選択肢に
ソフトバンクもプリペイドプランを提供しています(一部iPadのみ)。auでは料金を大幅に引き下げ、データシェアに対応するなど、利便性を向上させてプリペイドプランを提供します。
便利になったプリペイドプランは「たまに屋外でも使いたいけど、月額料金を払いたくない」という人向けに、セルラーモデル購入時の一つの選択肢になることは確実です。
参照元: KDDI
執 筆: KAZ