「iPhoneを探す」アプリが女性の命を助ける手がかりに!
渓谷に車ごと転落し、17時間も行方不明になっていた女性が、iPhoneの「iPhoneを探す」機能のおかげで無事救出されました。
カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールは現地時間14日の午前5時半頃、メリッサ・バスケスさん(28)が運転していたシェビー・クルーズを、道路から約152メートルも下の峡谷で発見。その近くに投げ出されていたメリッサさんを見つけ、救助しました。
最初に通報したのはOnStar
13日の午後2時頃、最初に事故を察知したのは、彼女の車に搭載されていたOnStarプログラム(米General Motorsの車両管理システム)でした。OnStarのオペレーターが、メリッサさんが自宅近くで事故にあったと通報、警察は現場に急行しましたが、何も見つかりませんでした。その後OnStarはサンノゼに車を発見したと再度通知しましたが、そこでも彼女は発見されませんでした。
そして14日午前3時、メリッサさんが行方不明との家族からの通報が警察に届きました。
「iPhoneを探す」アプリで位置を特定
通報を受けたキャンベル警察署のデイビッド・キャメロン刑事はメリッサさんの自宅へ行き、彼女のiPadを発見。「iPhoneを探す」アプリを使って彼女の居場所を探すことを思いつきました。しかしiPadを開くには、パスワードが必要です。
一般によく使われているパスワードを推測、3度目でログインに成功した刑事は、iPadからメリッサさんのiPhoneの「iPhoneを探す」をオンにし、彼女の居場所を特定。その20分後、現地に向かったヘリコプターで、メリッサさんは無事救出されました。
メリッサさんは病院へ運ばれ、現在治療を受けています。
GMはなぜOnStarが正確な位置を特定できなかったのか、原因を調査中です。
Appleの「iPhoneを探す」アプリは、これまでも何度も盗難にあったiPhoneの発見に役立ってきましたが、人命救助に貢献したのはおそらくこれが初めてとのことです。
参照元 : Eyewitness News
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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