2013年9月15日 08時35分
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iPhone 5s、出荷の遅れは指紋認証センサーTouch IDの製造問題か
Appleファンが待ち望んでいるiPhone 5sは、20日に発売が予定されていますが、当日に手に入れることは非常に困難であることがわかってきました。Appleから製造委託を受けているサプライヤーの情報では、今回新しくiPhone 5sに採用された指紋認証センサー、Touch IDに問題があるようで出荷が遅れるのではないかと、ひと月ほど前からうわさされていたようです。
アメリカの投資銀行、ジェフリーズ&カンパニーのアナリストであるPeter Misek氏によれば、以前に指摘したとおり、製造ラインは今でもこの問題に苦しんでいるようだと述べています。
13日の朝、投資家向けに配布したレポートによるとMisek氏はAppleの株はホールドのまま、予想株価を$450から$425に下げました。レポートではiPhone 5sの指紋認証センサーの製造問題がとてもまずい状況になっていて、この第3四半期中にサプライヤーは新しいiPhone 5cを2,000万台、従来モデルのiPhone 4Sを500~800万台製造するのに対して、iPhone 5sに限っては最終的に500万~1,000台しか製造ができないだろうと予想しています。
また、ホリデーシーズンを迎える最終の第4四半期には、iPhone 5sは2,000~2,500万台、iPhone 5cは3,000万台、そしてiPhone 4Sは300~500万台製造されると予想しています。
Misek氏は、新製品の発売に際しては製造プランはサプライヤーの供給量に大きく左右され、各部品の在庫と組み立てのバランスに注意する必要があるとし、以前の予想では今期第4四半期までには5,500~6,000万台のiPhoneが出荷されるとしていましたが、iPhone 5sの問題で4,800~6,000万台に下方修正することになると述べています。
同じくMisek氏は来期2014年の全iPhoneの出荷台数の予想を当初の1億6,200万台から、1億4,700万台に下方修正しています。
参照元:BGR
執 筆:リンゴバックス