FoxconnのCEO、「iPhone6 Plusのベンドゲートは競合企業の歪曲」と発言
iPhone6 Plusを長くポケットに入れていると曲がってしまうという、いわゆる「ベンドゲート」の問題がこれほど騒がれたのは、アップルと競合する企業が扇ぎ立てたのが原因だと、アップルのサプライヤーFoxconnのCEO、Terry Gou氏が語っています。
「ベンドゲート」は競合企業による歪曲だ
「どうやったら電話が曲がるのか?闇雲にそんな話を聞いてはいけない。この話はライバル企業による歪曲だ」とGou氏がメディアの取材に答えた様子がYouTubeにアップされました。
アップルの最大のサプライヤーであり、iPhone6 Plusの組立を担当するFoxconnは、今回のベンドゲートの問題がこれほどの騒ぎになるとは思ってもいなかったようです。iPhone6 Plusが発売されて間もなく、ズボンの後ろポケットに入れていたユーザーのiPhoneが曲がるという報告が何件も寄せられ、また薄さ7.1mmの本体が曲がってしまった画像がネット上に数多くアップされたのが発端でした。
アップルはこの問題は一部のユーザーに起きたまれなケースで、ほとんどのユーザーには当てはまらないとコメントしています。しかしながらアップルのコメントにも関わらず、AppleStoreには新しいiPhone6 Plusを、「本当に曲がるのか」と曲げようとする人が現れたとの報告も出ています。
実際に曲げたら指が痛くなる!
最初にAppleStoreでiPhoneを曲げた人が、Cramer’s Shirtというブログサイトでその様子を公開しています。「iPhone6 Plusを少しくらい曲げたことがそんなに悪いこと?他の人もやっているし、問題ないでしょう」とコメントしているのですが、iPhoneを曲げた後、彼の親指は20分くらいヒリヒリして痛かったとも書いていました。
FoxconnのGou氏自身もiPhone6 Plusのユーザーですが、iPhoneを曲げようとしている人たちに「手は握手をするときに使うもので、iPhoneを曲げるために使うものではない」とコメントしています。
参照元 : SiteProNews
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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