2014年10月14日 20時46分
読了まで 約 2分1秒
Dropboxのアカウント情報約700万件が流出?Dropbox側は否定
本日、人気オンラインストレージサービスDropboxのアカウント情報約700万件が流出している可能性が浮上しました。
テキスト投稿サイトpastebinには、複数回にわたってDropboxユーザーのIDとパスワードだとされる情報が貼り付けられており、ユーザーからビットコインの寄付があれば、さらに情報を貼り付けるとしています。先月にはAppleのiCloud内に保存されたセレブのヌード画像が、多数掲示板に掲載される事態となりましたが、今回の事件についても今後の影響範囲が心配されます。
Dropbox側は自社からの流出を否定
犯人はまず400件程度のアカウント情報を、pastebin上に公開し、ビットコインによる寄付によってはさらに公開幅を増やす用意があるとコメントしていましたが、発言の通りかなりの数のアカウント情報とされるテキストを公開した模様です。投稿されているアカウント情報の中には、内容から日本人のものとみられるアカウント情報も見られます。
一方、Dropbox側は今回のアカウント流出騒動について、「Dropboxがハッキングされたわけではなく、今回流出したIDとパスワードはDropboxのアカウントを使用している他社サービスから盗まれたものである」とコメントしています。また、「Dropboxはすでにこの攻撃について調査しており、流出したパスワードの多くが無効なものとなっているほか、その他のパスワードについても同様の結果になるだろう」としています。
Dropbox側のコメントを信じると、今回のハッキングについては、直に同サービスを狙ったものではなかったようですが、関連サービスに対して攻撃があった可能性は残されています。
先月には、セレブを狙ったiCloudの流出騒動もありましたし、大手オンラインストレージサービスに対するハッキングをほのめかす事件が相次いています。今回についても、念の為にパスワードなどを変更しておくことをおススメします。
参照元:TNW
執 筆:クロス