米メディア、iPad Air2の写真と仕様情報を入手!?
米メディアがiPad Air2の写真および詳細な情報を入手したことを明らかにしました。
Appleは10月16日に、iPad Air2など新型iPadを発表するのではという噂があることは、本サイトでもお伝えしました。
ところがこの発表に先立ち、アメリカの技術系コラム「The Michael Report」が、iPad Air2の写真、イラスト、仕様の詳細な情報を入手した事実を、6日付けのブログで公開しました。同ブログに情報提供している2人のリサーチャーが、Apple内の関係者から得たとしています。
ただし情報提供者を守るため、写真とイラストの公開は控えるとのことです。以下、ブログに公開されている情報を記します。
ディスプレイ
台湾TPK、台湾Foxconn傘下のGIS、シャープ、LGなどが製造を担当するiPad Air2のディスプレイは、フルラミネート加工されたRetinaディスプレイで、現行のiPad Airのものより薄型となる見通しです。
デザイン
マイナーな変更はいくつもあるものの、一見ではiPad Airと比べほとんど違いは感じられないとのこと。The Michael Reportはベゼルなどにも変更は見られないとしています。
薄型ディスプレイ搭載により、約0.5ミリ薄くなっているようです。
iPad Air2のスピーカーは、現行モデルでは2列になっていたのが1列に変更されており、穴も若干大きくなっているようです。
ミュートスイッチは薄型化のためか、完全に消滅しています。
ボリューム調整ボタンはほとんど変更はないものの、若干目立たなくなっているとのことです。
マイクの位置は上部からバックカメラモジュールの隣へ移動しました。ひとつはカメラモジュールの右側、もうひとつは左側についているそうです。
またiPad Air2では現行のブラックとシルバーに加え、ゴールドが追加されるようです。
カメラ
カメラの位置は変わりませんが、フロントカメラが720pのFaceTime HDにアップグレードされるとのことです。またバックカメラは現行の5メガピクセルから8メガピクセルとなる模様です。
プロセッサなど
iPad Air2はTSMC製のA8チップ、2GBのRAMを搭載するとしています。容量は16GBはなくなり、32GB、64GB、128GBの展開となる模様です。
Touch ID
すでに報道されているとおり、iPad Air2はTouch IDを搭載しているそうです。またモバイル決済システムApple Payにも対応するとのことです。
最後に12.9インチディスプレイ搭載の通称「iPad Pro」については、The Michael Reportは情報を入手していないとしています。
情報は噂をもとにしただけ?
しかしThe Michael Reportが情報を公開したのち、MacRumorsが、「これはリーク情報ではなく、あくまでこれまでの噂をもとにしたものに過ぎない」という記事を掲載しました。確かに今回同サイトが掲載した情報の多くはすでに流布しているもので、特に目新しいものはありません。またMacRumorsは、iPhone6公開前に同サイトが掲載した情報(防水、防塵加工が施されているなど)が間違っていたと指摘しています。
情報の真偽については、実際にiPad Air2が発表されるまで待つ必要がありそうです。
参照元 : The Michael Report
執 筆 : lunatic