2014年10月1日22:35公開 / 2014年10月2日04:46更新

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気になるApple Watchの操作は?専用のiPhoneアプリ経由でインストール

Apple Watch


2015年初めに発売予定のApple Watchについては、メディア向けイベントで搭載アプリなどの紹介はありましたが、いまだ本体についての詳細は明らかにされていません。Apple Watchをどのように操作するのか、Ariel Adams氏が詳細なハンズオンを公開しています。
 

連携するiPhoneからアプリやコンテンツをインストール

Adams氏によりますと、Apple Watchのディスプレイは非常に小さく、App Storeの操作がしにくいため、ユーザーは連携するiPhone上のハブとなる専用アプリからApple Watchアプリをはじめ、さまざまなコンテンツをダウンロードすることになるようです。このやり方は、MacやPC上のiTunes経由でiPodを操作する方法に似ています。

負荷のかかる処理はiPhoneに、結果のみApple Watchに表示

また、連携するユーザーのiPhoneがApple Watchの演算処理などバッテリーに負荷がかかる操作を代行し、Apple Watchのバッテリーの消費を抑えるように設計されているようです。例えば、収集したユーザーの健康に関するデータの分析は、処理に負荷がかかるためiPhoneが行い、分析結果のみApple Watchに送信するようになっています。しかし、このような設計になっているにも関わらず、現状バッテリーは1日しか持たないといわれています。

iOS8.2か8.3にアップデート後、Watchアプリが登場か

現在のiOS8にはApple Watchをコントロールするアプリは含まれていません。そのため、今後iOS8がアップデートしてiOS8.Xになったときに搭載される見通しです。9to5Macによりますとアップルは現在、iOS8.1、iOS8.2、iOS8.3を同時にテストしている模様で、iOS8.1ではApple Payに対応する予定のようですので、iOS8.2あるいはiOS8.3で対応するのではないかと思われます。

開発者向けSDKは2015年後半にリリースか

アップルは、開発者がApple Watchでインタラクティブな通知や、コンテンツを閲覧できる画面を開発するための、WatchKitと呼ばれるSDKを配布する見込みです。この開発ツールによってApple Watchに最適化したアプリの開発が可能になりますが、WatchKitは2015年後半までリリースされないと予想されています。

アップルは鋭意Apple Watchを開発中

アップルがApple Watchの詳細についてほとんど明らかにしないのは、開発途中のためと推測されます。実際、パリのセレクトショップColetteで行われたイベントに出品されたApple Watchは、展示と限定的な機能のデモンストレーションが行われただけで、実際のオペレーションシステムは作動していませんでした。
 
 
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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