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2014年9月30日 13時35分

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アップル、新製品のリリースに合わせてiOS8の複数のアップデートを準備か

iOS8
アップルの2011年のiOS5リリース以来、新しいiOSのメジャーアップデートが毎年秋にリリースされ、翌年の初めにかけて機能の追加や不具合の修正などのアップデートが配布されるというスケジュールが定着していました。例えば、iOS6は2012年の9月に公開、iOS6.1へのアップデートは翌年の1月でした。またiOS7は2013年の9月に公開され、CarPlay機能搭載、さまざまなインターフェースを改善したiOS7.1は翌年の3月に公開されています。
 
ところが先日公開された最新のiOS8では、アップルは従来のスケジュールとは違う開発計画を進めているようです。関係者の証言によりますとアップルは既にiOS8.1、iOS8.2、iOS8.3の異なる3つのメジャーアップデートを準備している模様です。

アップル本社周辺からiOS8.1、8.2、8.3によるアクセス

iOS8
iOS8の異なる3つのメジャーアップデートをアップルが準備していることは9to5Macが2つの点から確認しています。ひとつはあるハードウエアを接続して利用するiOSアプリを開発している主要なデベロッパーが、さまざまなデータ分析の結果、アップル本社があるクパチーノ周辺で同社の社内スタッフによると思われるiOS8.1、iOS8.2、iOS8.3の3つのバージョンからのアクセスがあると発見したことです。
iOS8
 
もう一つは、9to5MacのサイトへのアクセスをGoogle Analyticsで調べてみますと、まだ公開されていないiOS8.1、iOS8.2、iOS8.3のユーザーからのアクセスがあったことが判明したことです。iOS8.1によるアクセスはiOS8が公開される1カ月程前から始まっており、当時はまだiOS8.2とiOS8.3からのアクセスはありませんでしたが、その後9月中旬からアクセスが始まったとのことです。

同時に複数のアップデートを準備するのは異例

アップルはここ数年の間、iOSへの機能の追加と改善を行ってきましたが、iOSのメジャーアップデートの直後にさらに大幅なアップデートのテストを行うことはありませんでした。今回のiOS8のアップデートは従来アップルが行ってきたiOS8の後に8.1と進み、その後iOS9となる通常の開発サイクルとは異なっています。当然ですが、アップルはiOS9の開発は進めているはずですし、その前には不具合の修正を目的とするバグ修正版のアップデート(X.X.1や.2あるいは.3)を準備すると思われますが、iOS8.1、iOS8.2、iOS8.3の3つのバージョンを同時に開発しているということはどのような可能性があるのでしょうか。

複数のアップデートは新製品発表に合わせたアップデートか

アップルが毎年秋にiOSのメジャーアップデートを行うのは、iOS機器とiOSが密接に関連しているため、新製品が出るとiOSを最適化する必要があるためです。今回アップルが複数のアップデートを用意しているのは、この後にリリースを予定している新製品に合わせるためではないでしょうか。これまでの予想でアップルは10月にも新しいiPadをリリースするといわれていますし、12.9インチの大画面ディスプレイを搭載したいわゆるiPad Proのリリースも噂されています。また、2015年初めにはApple Watchの発売も予定されています。3つのアップデートはこれら新製品と関連しているのかもしれません。

単純にiOS8の遅れをカバーするためか

もう一つの可能性は、アップルが単純にiOS8の開発スピードを上げているということです。アップルは来年の9月には新しいiPhone7に合わせたiOS9のリリースを行うと思われますが、2015年のリリース前までにアップルはiOS8の機能のアップデートを終えている必要があります。
 
9to5Macは今年初め、アップルがiOS8でマップ機能の大幅な改善を予定しているという関係者の証言を得ていましたが、この機能改善は多くの不具合への対応とアップル内部のスタッフの問題で遅れたままになっています。またiOS8ではiPad上で画面を分割して表示するなど表示機能の改善が追加されると予想されていましたが、今のところ搭載されていません。
 
Apple Pay
 
アップルは10月にサービス開始となるNFCを利用した決済サービス、Apple Payに合わせてiOS8のアップデートを準備しているはずです。また2015年初めには、Apple Watchに合わせたアップデートも予定されています。今回のiOS8.1、iOS8.2、iOS8.3にはこれらの対応も含まれ、今年から来年に向けて公開されることになると思われます。
 
Apple Watch
 

iOSの名称は、Mac用OSXとの混乱を避けるため変更か

最後にアップルは現在のiOSの名称については変更するのではないかと考えられます。Macで利用されているオペレーションシステムはOS X 10.Xという名称ですが、今後iOSのバージョンが進んだ場合、iPhoneなどのiOS機器向けのiOS X/10とMac用のOS Xの名称が共存することになり混乱する可能性があります。この問題はiOS8.1、iOS8.2、iOS8.3に合わせて、すぐにというわけではありませんが、アップルが名称を変更する可能性は高いと考えられます。
 
 
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス

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