2014年9月29日 23時20分
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Estimote、iBeacon技術をアプリ内に組み込めるキットを提供開始!
2014年9月25日、iBeacon端末の開発を行うEstimote社は,
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンアプリに屋内ロケーション機能を組み込むことができるキットを、アプリ開発者向けに提供開始しました。
iBeacon対応アプリが自作可能に
今回Estimote社が提供を開始したキットでは、自らが開発したアプリにBeacon端末との連動機能を簡単に組み込むことができます。例えば施設などのマップアプリでは、キットを活用してBeacon端末と連動させることで、施設を訪れたアプリユーザーにクーポンを配布したり、施設内の行動範囲を把握することができるようになります。
アプリに屋内ロケーション機能を追加する作業も、アプリ開発者であれば容易にできる内容となっています。まず壁にEstimoteのBeacon端末を配置、次に設置済の端末をiPhoneで読み込んでまわることによって作成したデジタルマップ上に、Beacon端末から出力する情報を指定します。あとはその内容をアプリ内に書き込むだけでiBeaconに対応したアプリの完成という流れになっています。
案内系アプリに最適!
Estimote社のキットを利用すれば、案内のみにとどまっていたアプリもBeacon端末との連携により、能動的な通知や情報発信が可能になります。そのため案内系アプリを提供しているデベロッパーにとっては非常に使い勝手のよいキットになるのではないでしょうか。
今後アプリ開発を検討されている方、もしくはリリース済の方は、Estimote社のキットをチェックされてみてはいかがでしょうか。
参照元:Tech Crunch
執 筆:chappy