アップルiPhone6、やっと中国当局が認証、近々販売開始か
アップルのiPhoneの中国への密輸はこれまでも行われていましたが、今年はiPhone6/6 Plusの発売直前に中国当局からの認証が下りず、多くの中国人が各国のApple Storeに押しかけるなどして、非常に大きな問題となっていました。
中国当局がすぐにも認証
CNBCによりますと、本日、中国当局の担当者がアップルの新しいiPhone6/6 Plusへの許可については現在最終レビューの段階で「すぐにも認証が下りるだろう」と述べたと伝えています。しかしながら、今回の新型iPhoneの認証が下りなかった理由については明らかにされていません。
中国では販売は来年との報道も
現地では、アップルが携帯端末の認証を担当するMIIT(中華人民共和国工業情報化部)から合意が得られなかったため、iPhone6/6 Plusは来年まで発売が延期されると報じられていました。
ロイターも今月初め、中国での携帯端末の認証に詳しい関係者の証言として、MIITによる新しい携帯端末の認証には通常1〜2カ月掛かると報じていました。また別の報道では、iPhone6が対応するFDD-LTEネットワークの技術的な許認可の作業のため遅れているためだともいわれていました。
密輸業者には打撃
今日のCNBCの報道は、中国当局がiPhone6/6 Plusの販売を正式に許可することになれば、いわゆる「ブラックマーケット」は大きな打撃を受けることになると伝えており、現在中国国内でiPhone6は1,900ドル(約207,000円)、iPhone6 Plusは3,250ドル(約354,000円)で販売されているようだとも伝えています。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: リンゴバックス の記事一覧