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疑う余地もなく、iPhone6は携帯電話市場において今年発売された新機種の中で最大の目玉商品となることでしょう。予約販売期間だけでもiPhone6の販売台数は400万台にも達したと言われているうえに、世界各地でのアップルの店舗販売でも、発売日前から大行列ができました。しばらく破竹の勢いは続きそうですが、多くの人々がiPhone6やiPhone6 Plusを転売目的のために購入していたという報道もあります。
 

闇市場では高値で取引か？！

行列に並んでいた人の中には、中国の密売業者によって臨時に雇われた人も多くいたようで、中国でのiPhone6の密売は過去最高の金額になると推測されています。というのは、依然として中国政府は中国におけるアップルのiPhone6の発売に許可を出していないからです。
 
このため一説によると、中国の闇市場におけるiPhone6の価格は、1台4,000ドル（約433,200円（1ドル＝108.3円（2014年9月23日レート）で換算））に跳ね上がっているという噂もあります。これはアップルが中国で正規販売する価格の10倍にも達する程の金額です。
 

販売価額が組立工賃の数百倍に！

皮肉にも、中国のiPhone工場における労働者の1日あたりの組立工賃は17ドル（約1,841円）とも言われており、中国は数百倍もの価格でiPhone6を逆輸入している計算になります。
 
いずれにせよ、中国政府が早くiPhone6の販売許可を出して、価格が安定することが期待されます。
 
参照元：BGR
執　筆：MIYA