Apple、iPadやMacが中国のロックダウンで供給不足と発表。他製品にも拡大か

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Appleは、2022年1月〜3月の好調な四半期業績を発表した一方で、中国で実施された厳しいロックダウン(外出規制)の影響で、iPadやMacの供給が不足していると発表しました。今後はiPhoneなどにも影響が拡大する可能性があります。

製品供給が需要に追いつかず

Appleは現地時間4月28日の2022年度第2四半期(2022年1月〜3月)の業績発表において、中国で行われているロックダウンによる半導体不足のため、製品の供給に影響が生じており、需要に応じられていないと説明しました。
 
同社は、供給不足が続く期間によって40億ドル〜80億ドル(5,234億円〜1兆469億円)の損失につながる可能性がある、との見通しを発表しています。

iPadとMacBook Proの供給に影響

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスの感染拡大による中国・上海周辺でのロックダウンによる製造への影響について、すでに多くの工場が稼働を再開しているものの、生産体制が元に戻るにはまだ時間がかかるだろう、と述べています。
 
現時点では、iPadシリーズ、MacBook Proのハイエンドモデルで特に供給不足が生じており、今後は他の製品カテゴリにも拡大する可能性がある、とクックCEOは説明しています。
 
クックCEOは、製品供給不足は2022年度第3四半期(2022年4月〜6月)の業績にも影響するとの見通しを示しています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(hato)

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