ソフトバンクiPhone6 Plus128GB値下げ!割賦審査が背景に?
12日午後4時から予約が始まったiPhone6/6 Plusですが、ソフトバンクは当初発表したiPhone6 Plus 128GBモデル(機種変更)の機種代金を12日深夜、13日午後の2度にわたって修正しています。
ソフトバンクが当初発表していたiPhone6 Plus 128GB(機種変更)の機種代金は104,880円と10万円を超える設定でした。これが値下げ後は99,360円となり、一応10万円未満となりほぼ同時に発表していたauと同額になりました。
値下げはauに対抗だけが目的ではない
形としてはauに対抗して機種代金を値下げしたように見えますが、1度目の修正では月月割も同時に減額しており、実質負担額は変わりません。ここにはauに対抗する以外の目的があります。
最近の携帯電話購入では分割払いが浸透していて、分割購入ごとに信用情報を基にした簡単な審査を受けます。しかし支払総額が10万円を超える場合、割賦販売法により契約者は年収、住宅ローンの有無、家賃、世帯人数を申告する必要が出てきます。
ソフトバンクは基準を忘れていた?
法律の要請で事務手続きは煩雑になり、なにより「え!?そこまで聞かれるの?」という拒否感が利用者に出てしまいます。auはこの基準を避けて価格を設定していたようですが、ソフトバンクは価格設定時に10万円という基準を忘れていたのかもしれません。
2度目の修正で月月割もauと同額になり、実質負担額を含めて値下げとなりました。利用者としては値下げだけでなく、事務手続きが簡略化されるのはありがたいことでしょう。なお、これからドコモが料金を発表することになりますが、その動向次第では再度修正が入る可能性があります。
参照元: ソフトバンク, 経済産業省
執 筆: KAZ
iPhone Mania編集部
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