2014年9月8日13:04公開
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AppleとDisney、iPhone6によるモバイル決済サービスを店舗に導入
AppleとDisneyは今週発表されると予想されているiPhone6のリリースに合わせて、それぞれの店舗で使用しているiBeaconとNFCリーダー端末をアップグレードする模様です。
ここ数カ月の間、Apple Storeでは来店客の店内での位置情報に合わせて、Bluetooth LEの技術を活用したiBeaconとApple Storeアプリを通じ、顧客のiPhoneやiPadにさまざまな製品情報などを提供し、利便性の提供とサービス向上を目指してきました。
Apple Store内のiBeacon端末をアップグレード

Gimbal Series 20 Proximity Beacon
今回のアップグレードでAppleは新しくクアルコム製のGimbalシリーズ20と呼ばれるBeacon端末を店内に設置し、性能の向上をはかり、来店客の正確な位置情報の把握を可能にするようです。
さらに、iBeaconでは来店客の位置情報に合わせた情報配信だけではなく、モバイル決済サービスも可能となり、次期iPhone6やApple Watchに採用されると噂されているNFCを使って、本人確認を行うことになるようです。
Apple Store内のどこに来店客がいても、Appleは来店客の位置情報が分かり、レジに足を運ぶことなく顧客のiPhoneだけでモバイル決済が可能となると思われます。iPhone6と同時にリリースされるiOS8ではPassbookアプリがバージョンアップし、クレジットカード情報も保存できるようになる予定です。
Disney、NFCに対応、Appleとはパートナー関係
決済時のNFCの利用についてDisneyの関係者は、Disney Store全店舗で今週NFCに対応した新しいクレジットカード決済端末を設置すると述べています。
今回のDisneyによるNFC対応がAppleのiPhone6によるモバイル決済サービスと関連があるのかは定かではありませんが、DisneyはCEO(最高経営責任者)のBob Iger氏がAppleの取締役を務めるなど両社はこれまでも密接な関係にあり、ただの偶然とは考えられません。
Appleのモバイル決済サービスに広がり
今月15日からはアメリカのMcDonaldでもiPhone6を使用したAppleの新たなモバイル決済サービスが利用できるとお伝えしています。また、高級百貨店チェーンのNordstrom、ドラッグストアチェーンのCVSやWalgreens、そして今回のDisney Storeでも利用が可能になるようです。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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